• サザエさんのエイケン50周年展ミュージアムレポート!
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2019.06.06

サザエさんのエイケン50周年展ミュージアムレポート!

長谷川町子美術館で「エイケン50周年展〜アニメサザエさんと共に〜」が2019年6月23日(日)まで開催中!

長谷川町子美術館にて6月23日(日)まで「エイケン50周年展〜アニメサザエさんと共に〜」が開催されている。

アニメ制作会社のエイケンと聞いてまず思い浮かべるのはやはり「サザエさん」だろう。1969年に放送がスタートしてから実に50年、知らない人はいない国民的アニメ番組をずっと作り続けているのがエイケンだ。ドタバタコメディーな放送初期の「サザエさん」が最近ネット配信されて話題になったが、50年も続く作品には様々な歴史が刻まれているものだ。制作現場がアナログからデジタルに移行し、セルアニメとして放送された最後のアニメ番組としても名を残している。長谷川町子美術館でエイケンの50年を振り返る展示を観るのは大きな意味があるのだ。

50周年というが、エイケンの元となる日本テレビジョン株式会社が設立されたのは1952年、67年前だ。CM制作を多く請け負う関係でアニメ制作も始め、その流れでアニメ番組を作る事になった。1963年に「仙人部落」「鉄人28号」「エイトマン」を制作し一躍ヒット・スタジオになっている。その後も「スーパージェッター」「宇宙少年ソラン」「サスケ」などヒット作を飛ばし続け、1969年に村田英憲氏がエイケンとして独立した。

今回はその長い歴史で多くの作品を手掛けた中から、「鉄人28号」「エイトマン」「忍風カムイ外伝」「サザエさん」「キャプテン」「UFO戦士ダイアポロン」「ガラスの仮面」「クッキングパパ」「コボちゃん」「ぼのぼの」の10作品がセレクトされ、セル画や原画、背景原画、設定資料などが展示・紹介されている。作画資料用に作られたキャラクターのモックといった貴重な物も並べられた。

ジャンルレスに見えるフィルモグラフィーだが、50年をまとめた展示は、エイケンが大事にしてきた一本の筋を感じさせてくれる気がする。それは、家族や人間のあたたかさを描こうというポリシーであり、心温まる作品で子供たちを楽しませてきたという矜持ではないだろうか。日本のアニメ史に名を残すスタジオは、これからも日本のアニメを支える存在として素晴らしい作品を作り続けていく事だろう。



■「エイケン50周年展〜アニメサザエさんと共に〜」 概要

【会 場】長谷川町子美術館(東京都世田谷区桜新町1-30-6)
【会 期】2019年4月20日(土)〜6月23日(日)
【休館日】月曜日(ただし、祝日の場合、翌火曜日) 
【時 間】午前10時〜午後5時30分(入館締切 午後5時)
【入館料】一般 600円、大高生 500円、中小生 400円
     ※団体20名様以上、65歳以上、障がい者手帳をお持ちの方とその介添えの方、各100円割引
【交 通】東急田園都市線「桜新町駅」下車、西口よりサザエさん通り徒歩7分
【主 催】エイケン
【特別協力】長谷川町子美術館
【協 力】植田プロダクション、男組、講談社、竹書房、ちばあきおプロダクション、TBS、光プロダクション、フジテレビション、美内すずえ事務所
【企画制作】東映
【問い合わせ】長谷川町子美術館 TEL03-3701-8766/FAX03-3701-3995

★エイケンの相談役・毛内節夫氏がエイケン50年の歩みとアニメサザエさんとの関わりについて語るトークイベントが、6月8日(土)14:00から長谷川町子美術館2階・町子コーナーにて開催(入館者対象/参加費無料/30席※満席の場合は立ち見)。


エイケン50周年情報HP