エッちゃんと紅白!?　純烈と『さるとびエッちゃん』イベント報告！

エッちゃんが持つ怪力で動物と会話が出来るという特殊能力にちなんで、どんな能力が欲しいか聞かれると、小田井さんが「歳を取ってきたんで動きが遅くなってきたんですよ。加速装置がほしいですね」と答えると、今回の新曲「バースデー」がDA PUMPのTOMOさんとU-YEAHさんが振付をしていることから、「DA PUMPさんにみたいに？」と司会者から聞かれると、小田井さんが「そうです。でも加速装置だからせっかく踊ってるのに誰にも見えない（笑）」、酒井さんも「それやったら、オレだって身体半分がスケルトンになってやな、具合の悪いところがすぐ外からも見える、みたいな能力がほしい」と言ってお客さんを笑わした。

石ノ森作品と縁ということで、『仮面ライダー龍騎』で仮面ライダーゾルダ／北岡秀一役を演じた小田井さんが当時のことを聞かれ、『龍騎』という作品が鏡がないと変身できない仮面ライダーだったので、それが如何に斬新だったかを説明。その後、「ただね、一個だけ僕、皆さんに言いたいことがあるんです。『仮面ライダー龍騎』という作品で、現在放送している『仮面ライダージオウ』のスピンオフ作品があったんです。3話ほど作られたんです。残念ながら僕が出てないんです」と話すとメンバー全員が確かにと反応し、「でも、僕が変身していた仮面ライダーゾルダは出てるんです。誰が変身したん？　僕は弁護士の設定だったんです。秘書がいたんです、吾郎ちゃんっていう。その吾郎ちゃんが実は僕の代わりにゾルダをやっているんです。ってことは、考えてみて下さい、皆さん。僕は実は仮面ライダーゾルダじゃないんです」と言うと、またメンバーが「なるほどねぇ」と。「さらに読むと、僕はもう仮面ライダーじゃないわけですから、作品に縛られてないので、また別のライダーとして呼ばれる権利があるんです！」、ここでメンバーが「なるほど！」と言い、さらに酒井さんが「自分を売り込んでますね」、「そうです！　ですから、ぜひ新しい仮面ライダーによろしくお願いします！」と小田井さんがバッチリ自身を宣伝すると、お客さん達から拍手が起きた。

続けて小田井さんが「年齢的におやっさんでも結構でございます」と言うと、「じゃあ、仮面ライダーヒゲのとき呼んでもらおう」と酒井さん。白川さんも「それは視聴率はどうかな〜」と心配すると、小田井さんが「伸ばすか剃るかしかないやないか」、「変身してもヒゲが生えてるっていうね」と後上さんが落とした。

また、『仮面ライダー』が放送開始となった1971年が何の年か聞かれると、小田井さんが即答で「僕の生まれた年ですよ」と答え、司会の方が『さるとびエッちゃん』アニメ化の年でもあるんですよと伝えると、「えっ!?　ってことはエッちゃん、48才!?　すごいなぁ〜〜！」と驚いてると、「そんなわけないやろ！」と突っ込む酒井さん。

打ち合わせのときに『さるとびエッちゃん』のオープニングとエンディングを小田井さんが歌ってくれたと司会の方が明かすと、小田井さんが「関西で、夏休みになるとエッちゃん、めっちゃ放送してるんですよ」、大阪出身の酒井さんも頷き、「それで自然とみてたんでしょうね。だから歌だけ刷り込まれてしもて。僕の前で絶対、『好きやということは』『ほンまに切ない』というワードは絶対出さないで下さい。それを言われたら、歌ってしまうんです。絶対言わないで下さいね」と念を押すと、お客さんと純烈メンバーが一緒に「好きやということは　ほンまに切ない」と振り、小田井さんがバッチリ歌ってくれた。

最後、酒井さんから、「本当にこうして縁のある石ノ森さんのエッちゃんと、さらにエッちゃんが応援してくれて、4人の純烈を笑顔で導いてくれるというのは、ほんとにありがたいことです。この間NHKの『うたコン』にも出演させていただいたんですけど、全国のファンの皆さんやね、スタッフの皆さんにも応援していただいたおかげで、純烈、このステージにも立っておりますので、このTツを着たり、このバッジとかグッズをいただきましたんで、エッちゃんと一緒に紅白歌合戦に、年末行けたらいいなと思っております。これからも応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました」と今日までの思いを込めてイベントを締めくくった。