• ルパン最新作『峰不二子の嘘』の脚本・高橋悠也氏インタビュー【後編】
  • ルパン最新作『峰不二子の嘘』の脚本・高橋悠也氏インタビュー【後編】
2019.06.06

ルパン最新作『峰不二子の嘘』の脚本・高橋悠也氏インタビュー【後編】

脚本を手掛けた、高橋悠也さん

『RED LINE』の小池健監督・演出・キャラクターデザイン、『仮面ライダーエグゼイド』の高橋悠也脚本、クリエイティブ・アドバイザーの石井克人、音楽のジェイムス下地という布陣で作られてきた『LUPIN THE ⅢR』シリーズ最新作、峰不二子を主人公にした『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』が、5月31日(金)新宿バルト9ほかにて限定公開される。

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』は、『LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標』(2014)、『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』(2017)に続く3本目の作品。『次元大介の墓標』では次元を狙うヤエル奥崎という殺し屋が強敵として現れ、『血煙の石川五ェ門』ではルパン、次元、不二子を狙う男としてホークという強敵が出現し五ェ門が挑んでいき、どちらも終始目が離せない展開にドキドキハラハラさせられた。そして今回、『LUPIN THE ⅢR』シリーズ最新作では、どんな敵が登場し、どんな不二子が見られるのか、やはり気になるところ。そこで脚本を手掛けた高橋悠也さんに、峰不二子の魅力、『LUPIN THE ⅢRD』シリーズへの挑戦についてお話しを伺った。


改めて不二子ってエロいんだなって

――動かしやすいキャラクター、もしくは動かしづらいキャラクターはありますか?

高橋:僕が難しいのは、五ェ門ですね。五ェ門は皆とあんまり交流がないから、間を持たせづらいというか、ちょっと立ち位置的に別の場所にいることが多くて、油断してるとどのシーンにも出てきてないみたいな(笑)。結果、出なくて良いですとなり、お客さんは五ェ門がいなくて泣くみたいな。そういう悪循環で五ェ門は非常に難しいなと。もちろん彼を主役に立てた『血煙』は大丈夫なんですけど、いろんな人たちがいる中に五ェ門がポツンといると非常に難しい。逆にルパンとか不二子とかは平気で嘘をついたり、裏の思惑があるから、どこの場所にいても作劇上作りやすい。もちろん理屈を考えるのは大変ですけど、動かしやすさでいったら楽しく動かせるキャラクターかなと思います。だから五ェ門が一番難しいですね。あんまり口数も多くないですし、打算とかもあんまり無いから、そこにいる理由がちゃんとなきゃいけないという感じがね、何か非常に難しい。

――前作『血煙の石川五ェ門』のとき、時系列としてはTV1シリーズの第5話「十三代五ェ門登場」直後ぐらいということだったので、まだルパンたちと一緒に行動してないですしね。

高橋:それもあるにはあるんですけど。

――作品を作ってく中で、新しい発見もしくは改めて発見したことはありましたか?

高橋:あぁ……すっごい下品な話をすると、やっぱり不二子ってエロいなって思いました。お客さんが期待されていることもあるでしょうし、アダルトルパンですから、ある一定の色っぽいシーンとかセクシーな描写っていうのは入るだろうと想像してましたし、僕もそれを期待してシナリオ上に落とし込んだんですけど、小池監督が描く不二子っていうのは、それに輪を掛けてエロいというか。ビンカムが性に目覚める感じ、不二子が焦らしたり誘ったりする感じ、あの雰囲気は改めて不二子ってエロいんだなって(笑)、頭でわかってたんだけど肌で感じたというか、改めて再認識しました。ですからお客さんにも再認識してもらえたらいいなって思います。


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