• 世代を超えて愛される、アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が公開決定!
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2019.06.12

世代を超えて愛される、アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が公開決定!

アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の製作&概要を発表!

1985年に刊行され、30年以上にわたって読者を虜にしてきた「ぼくら」シリーズの第1作、宗田理の『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA 刊)を原作にしたアニメ映画が、2019年12月に公開されることになった!

刊行当時大ベストセラーとなり、宮沢りえ初主演で実写映画化され大ヒットとなった『ぼくらの七日間戦争』は、学生運動をした世代の管理教育といった社会背景が中高生を中心に人気を呼び、また劇中でも、戦車や廃工場でのアクションに加え、親や教師からの管理教育に反抗し、少年少女たちが大人たちを相手に対抗する“七日間戦争”にドキドキさせられた。

この度『ぼくらの七日間戦争』がアニメ映画化されることになったのには、1988年の実写映画公開から30年を迎えたいまも読み継がれ続け、「ぼくら」シリーズの累計発行部数が2000万部を超えたことが発端となっている。ちなみに30 年にわたって 40 作を超える続編が発表されている「ぼくら」シリーズの世界では、主人公の菊地英治や中山ひとみは、中学生から高校生、大学生、大人へと成長していく姿が描かれている。

また今なお現役でシリーズの新作を書き続けている91 歳となった原作者・宗田理に、今回「ぼくら」の世界で、現代の少年少女たちが戦う“7日間戦争”をアニメーションで表現したいと提案したところ、シリーズのテーマである「大人への挑戦」「ユーモラスな戦い」を描くことを条件に再映画化を快諾してもらったそうだ。

本作の監督を務めるのはテレビアニメ『ブレイブビーツ』で監督デビューし、『ドリフェス!』などの話題作を手がけてきた村野佑太。
脚本を務めるのは、映画『ブレイブストーリー』や NETFLIX で話題となった『DEVILMAN crybaby』など数々のアニメ作品を手掛けてきた大河内一楼。
アニメ制作には「忍たま乱太郎」シリーズや「かいけつゾロリ」シリーズでおなじみ、亜細亜堂が手掛ける。

新ストーリーの象徴としてタイトルは漢数字の「七」ではなく、アラビア数字の「7」で『ぼくらの7日間戦争』とし、昭和からの時を超えて令和に生きるすべての「ぼくら」ファンに贈るという意味が込められている。

今回の舞台は、“七日間戦争”から 30 年ほど時が流れた2020年。
第1作の刊行から34年、初映像化から31年、世代超えて愛され続けている日本を代表する青春エンターテインメントの金字塔が、 原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリー、新たなアニメーション映像によって紡がれていく。

後日、少年少女たちを演じる俳優陣の発表も行われるので、いまから期待して待とう!




(C)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの 7 日間戦争製作委員会



★コメントも到着!

宗田理コメント (91歳)
子どもたちが常に抱いているいたずら心や冒険心、悪い大人への挑戦を子どもの視点から描こうと思ったのがきっかけでこの物語は生まれました。今もこのテーマを変えることなく、シリーズの新作を書き続けていますが、これが子どもの本心をついているから、いつになっても子どもたちの心をとらえて読み続けられているのではないかと思います。これは作者にとってこの上ない喜びです。
今回、この作品が新しいストーリーのアニメ映画になります。アニメ映画には小説とは違う感動と面白さがあります。あの物語がどんなふうに表現され、みなさんをとりこにするのだろう。それを想像すると、原作者としてもわくわくしてきます。小説とは違う感動をぜひ劇場で体験してください。

監督:村野佑太コメント (34歳)
解放区より愛をこめて―
原作を読んで胸が一番高鳴った場面です。今の子どもたちが必要としている解放区とはなんだろうか。原作の発表された時代ほど大人は物分かりの悪い人間ばかりではないし、生まれた時から当たり前にあるネット環境は大人に内緒で冒険することを容易くさせました。しかしどうやら、自分たちの自由な居場所を獲得しやすくなったと同時に、その居場所を守る為にはまた別の不自由さが生まれているみたいです。今の子どもたちが巻き起こす、新しい7日間の冒険。原作と、そしてかつての映画に精一杯の敬意を持って、新しい「ぼくら」の7日間戦争を紡いでいけたらと思います。


■スタッフ
原作:宗田理『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:村野佑太
脚本:大河内一楼
キャラクター原案:けーしん
キャラクターデザイン:清水洋
制作:亜細亜堂
配給:ギャガ KADOKAWA
製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会
 


公式サイト

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