• 夏映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』よりブレイブな2人!斉藤秀翼&パパイヤ鈴木に直撃
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2019.08.06

夏映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』よりブレイブな2人!斉藤秀翼&パパイヤ鈴木に直撃

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』より、ジョウゲン/仮面ライダーザモナス役を演じた斉藤秀翼さん(左)と、カゲン/仮面ライダーゾンジス役を演じたパパイヤ鈴木さん(右)

7月26日(金)より『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』&『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』が全国公開! そこで『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』で敵のクォーツァーである、ジョウゲン/仮面ライダーザモナス役を演じた斉藤秀翼さんと、カゲン/仮面ライダーゾンジス役を演じたパパイヤ鈴木さんの対談を行った。
実はお二人共『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013年-2014年)で、斉藤さんはイアン・ヨークランド/キョウリュウブラックを演じ、パパイヤ鈴木さんは「みんな集まれ!キョウリュウジャー」EDの振付を担当、最終話にも出演したという繋がりがある。

また斉藤さんは、当時月刊誌だった『ハイパーホビー』(小社刊)で連載していた、キョウリュウジャーレギュラーメンバーが毎月いろんな事にチャレンジする「VAMOLA!ブレイブチャレンジ」コーナーでお世話になっていたので、お会いした途端、「当時はみんな、結構楽しみにしてやってましたよ」と振り返っていただく場面もあり、HH編集部としては「お帰りなさい!」という気持ちで仮面ライダージオウに出演されたお二方にいろいろとお気持ちを伺った。(2019年7月15日、東映本社にて)



◆「変身」というひと言が言えるというのはでかいです(斉藤)

ーーオファーをもらった時の感想を教えてください。

パパイヤ鈴木(以下:鈴木) 僕は悪役だろうなと想像していたので、まさか仮面ライダーに変身するとは思ってなかった。仮面ライダーは子どもの時から見ていた作品だし、なかなかそういう作品に出ることってないわけじゃないですか。だから出ると決まっただけで相当うれしくて、なおかつ変身するっていうから「嘘でしょ」って思いました(笑)。でも実際試写会で見たらちゃんと変身しているわけですよ。「ああこうなってるのか!」ってすごく感動しました。うれしかったです。

——世代的には仮面ライダー1号ですか?

鈴木 僕は仮面ライダー1号の時子どもだったので、1号から見ているわけですよ。途中は社会人になってしまって見てなかったんですが、『仮面ライダーアマゾン』ぐらいまでちゃんと見ていました。でも『仮面ライダーアマゾン』くらいから「あれ? 何かちょっと違ってきたぞ」って思って。ちょうど世代を離れてしまったのもあって見なくなったのかな。ライダーマンとか、サイクロン号が子どもながらにカッコ良かったですね。125ccくらいのバイクで細いんですけれどね。ああいう作品に関われるって思うと感動しますよね。

斉藤秀翼(以下:斉藤) 実は今回僕はジョウゲン役の募集があるっていう話を聞いて、僕から東映さんに「オーディションの書類からでいいので受けたいです」と連絡したんです。そうしたら「こういう役があるからぜひやってくれませんか」って言っていただけて決まったという流れなんです。だから決まった時のうれしさは、僕の場合、自分からアクションを起こしたことでチャンスをいただけたということもあって、ちょっと違う意味で感慨深いものがありました。

スーパー戦隊でずっとお世話になってからの仮面ライダー、しかも敵で出られるっていうのは、いくつもの夢が叶ったなと思います。よくヒーローと悪役って二極化して分けがちですが、悪役目線の正義みたいなものもあるだろうし、そういう意味でも今回どちらもできたっていうのはありがたい限りだなと思います。

ーー久しぶりに現場に入られて当時のスタッフさんに会えたりしましたか。

斉藤 戦隊本編のスタッフさんではなくて、『俺たち賞金稼ぎ団』(2015年12月映画公開)とかその辺で関わっていたスタッフさんたちと今回ご一緒したりしました。
あとスーパー戦隊の現場と仮面ライダーの現場の空気感のちょっとした違いなんかも感じました。でもそれは作品によってなのか、スーパー戦隊と仮面ライダーで違うのかわからないです。
戦隊の時は自分も若かったし全体がもっとわちゃわちゃしていたような印象があって。今回は自分の役割だとか、スタッフさんと話せることが増えていたので、そういう意味での違いも感じました。
何より「変身」というひと言が言えるというのはでかいですね。

鈴木 それはでかいね。

斉藤 「変身」っていう言葉って重みがあるなと思いました。


文/村北恵子

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