• 『ハレンチ学園』や『あばしり一家』が…永井豪、感無量の「永井GO展」開幕!
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2019.07.30

『ハレンチ学園』や『あばしり一家』が…永井豪、感無量の「永井GO展」開幕!

フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」に合わせた素敵な格好で登場した豪先生! 展覧会の図録と「限定生産・超合金魂 マジンガーZ D.C. アニメカラーバージョン」を手に。

『ハレンチ学園』『デビルマン』『マジンガーZ』『ドロロンえん魔くん』、『キューティーハニー』など様々なジャンルを描き、現在も『デビルマンサーガ』(小学館刊)を『ビッグコミック』で連載中の永井豪の回顧展、「画業50年“突破”記念 永井GO展」が2019年9月14日より上野の森美術館にて開催される!
そこで9月開催の前に本日7月30日、豪先生を囲んで共同取材が主催の産経新聞社にて行われた。


マンガ家が50年、第一線で描き続けるということは凄いことだ。しかも豪先生の作品はジャンルが多彩な上に、時代ごとにアニメ化され続けている。また最近ではフランス政府からフランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受賞したばかりで、ますます世界へ向けて日本のマンガ界の鬼才・永井豪の名前が発信されているのだ。

そこで本日、勲章を胸に現れた豪先生に、『あばしり一家』『ハレンチ学園』の絵が上野の森美術館で飾られることについてHH編集部ライターが尋ねたところ、
「やっぱりうれしいですよね(笑)。ちょっと考えてなかったですからね。当時『ハレンチ学園』とか『あばしり一家』を描いてるときはもう世間の冷たい大人の目を感じながら、負けないぞぉ! って気持ちで描いてましたから(笑)。それが、大人が行く美術館で飾られるというのは、簡単な言葉ですけど、本当に感無量」と本展への思いを語ってくれた。

また『デビルマンサーガ』を現役で描かれている目で、20代30代の頃の自身の仕事を振り返ってみるとどういう気持ちになるかもう一つ質問してみたところ、
「僕は過去をそんなには振り返らないほうなんですけど、時々、『激マン!』(自伝作/日本文芸社刊)みたいな注文が来て、昔のことを思い出すのは結構、辛い。ああ、あの時辛かったんだぁってドーッと来て。普通のマンガ描くより『激マン!』のほうが倍ぐらい疲れて描いたんです。普段は大体済んだことは次から次へと忘れてしまう。常に明日のことしか考えていない人間なんで、次の原稿どう展開するかなぁとか、そういうことしか考えてません。だから、50年の蓄積がドーッと重くのし掛かってきたりとか、そういうのはゼロですね(笑)」と豪先生らしい発言が飛び出したりした。

「画業50年“突破”記念 永井GO展」では、デビュー作から最新作までの貴重なマンガ原稿やカラーイラストを600点以上も展示(各会場によって多少点数は異なります)。

今回本展のためだけに描き下ろした、自身のデビューまでの道のりを描いた自伝マンガ「デビューGO」後編も展示される。ちなみに「デビューGO」前編は、昨年開催された大阪文化館・天保山と、現在8月25日まで開催中の石川県立歴史博物館で展示されており、その2会場で販売されている図録に収録(東京会場の図録は後編のみの収録になります)。

さらに、現在発売中の数量限定デザインチケットも必見! こちらのデザインはメインビジュアルよりやや(!?)過激なバージョンになっているとか! どのキャラクターのどこが違うのか、ぜひ探してみよう。


永井 豪(ながい・ごう) Profile
1945年石川県輪島市生まれ。石ノ森章太郎のアシスタントを経て1967年「目明しポリ吉」でデビュー。1968年「ハレンチ学園」が大ヒット、その後も「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」「ドロロンえん魔くん」「ゲッターロボ」(原作を担当、作画・石川賢)、「バイオレンスジャック」「手天童子」「凄ノ王」「オモライくん」「イヤハヤ南友」「けっこう仮面」などジャンルを超えてヒット作を連発、アニメ化された作品も多く、日本を代表するマンガ家となる。以降も精力的に作品を発表、画業50周年を超えた現在も「デビルマンサーガ」を連載中。第47回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞(全作品)を受賞。

※石ノ森章太郎の「ノ」は1/4角が正式表記になります。



<開催会場 概要>
■石川展
会期:2019年7月20日(土)〜2019年8月25日(日)
会場:石川県立歴史博物館/石川県金沢市出羽町3-1
開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで/会期中無休)
入場料(税込):一般1,000円(800円)/大学・専門学校生800円(640円)/小・中・高生300(240円) ※カッコ内は20名以上の団体料金 ※65歳以上は団体料金 ※特別展・常設展セット券(一般1,040円/大学生・専門学校生830円)あり。
問い合わせ:TEL 076-262-3236

■東京展
会期:2019年9月14日(土)〜2019年9月29日(日)
会場:上野の森美術館/東京都台東区上野公園1-2
入場料(税込):一般・大学生1600(1400)円/高校生・中学生1000(800)円 ※カッコ内は前売り料金・20名以上の団体料金(前売券は9月13日まで) ※小学生以下無料 ※障がい者手帳をお持ちの方はご本人とその付き添いの方(1名まで)当日料金の半額 ★数量限定デザインチケット:3900円(一般・大学生前売り3枚セット※切り離して使うことはできません/9月13日まで販売)

▲数量限定デザインチケット

「画業50周年“突破”記念 永井GO展」公式サイト

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文/村北恵子