• ユニの笑顔のために頑張る! 上坂すみれインタビュー!
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2019.09.08

ユニの笑顔のために頑張る! 上坂すみれインタビュー!

(C)ABC-A・東映アニメーション




——先程子供のころにヒーローものはあまり見ていなかったとおっしゃっていましたが、好きだったヒーロー・ヒロインは誰でしょう?

上坂 『怪盗セイント・テール』とか『おジャ魔女どれみ』とかも観てはいましたが、幼稚園のころに初めて見たヒーローは『ゴルゴ13』でした。子供ながらに、この人はとても強いし余計なことは言わなくて格好いいと思ったんです、かなり渋いですけれど。ヒロインは誰だったのかな……RPGゲームの『ファイナルファンタジー』Ⅳ、Ⅴ、Ⅵくらいが流行っていたころ、召喚士になりたかったですね。魔法使いだと属性が偏っていたり白魔法しか使えなかったから。私不思議だったんですよね、なんでこの人は人を回復させるだけなんだろうって。その点、召喚士は属性が自由だったので、すごく召喚士に憧れていました。その点ユニはレインボーなので、なりたかった種族にとても近いと思います。

——ちょっと夢が叶ったという。

上坂 ちょっとどころじゃないです、すごく感動しました。

——しかし幼稚園児が『ゴルゴ13』とは、渋すぎます。遊んでいたのは、どんなおもちゃでしたか?

上坂 シルバニアファミリーをすごくやり込んでいましたね。シルバニアファミリーの村がいつも危機にさらされているんです(笑)。シルバニアファミリーってサイズが小さいじゃないですか。他に買ってもらったポポちゃんとかリカちゃん人形は大きくて、一緒に遊ばせようとするとポポちゃんがどんどん村を壊していってしまうんですよ。なのでお話をパニックアクションに展開させて遊んでいました(笑)。

——最終的にポポちゃんが退治されたりするのでしょうか!?

上坂 最終的にはですね、シルバニアたちが負けちゃう回が多かったです。スーパーマーケットのパンを根こそぎ持っていかれちゃうとか、考えることは小学生くらいだったので、穏やかな敗北でしたよ。ソファを持っていかれちゃうとか。だから今日はみんなで床にお布団を敷いて寝ました、と可愛らしいけどパニックホラーになったりして、楽しかったですね。一人っ子だったので、ひとり遊びが好きで折り紙とかもやり込んでいましたね。

——今現在集めているものとかありますか?

上坂 今はフィギュアを集めています。高校生くらいからずっと集めていますが、半年ごとくらいで並べ替えて飾っています。あとはpixiv(ピクシブ)というサイトでキュアコスモを描いてくれた人に「いいね」を押して、ありがとうって。

——フィギュアはどれくらいあるんですか?

上坂 何体くらいあるんでしょう。箱にしまって入れ替え制で飾っています。ちょっと損傷してしまったものを処分してしまいましたが、常時40体くらいは展示していますね。結構これ楽しいです。

——飾っていると、ホコリとかが気になっちゃいますよね。

上坂 ハンディモップがオススメです。ロボット系のフィギュアは大変ですが、私は美少女系フィギュアが多いので、取れやすいパーツもなくてお手入れが楽ですね。地震とかあるとロボ系は持っていたロケットランチャーが取れて落ちたり。猫が! とかもあって。

——猫がいるんですね。

上坂 武器とか持ち去られてしまって、探すのが大変です。

——今欲しいおもちゃはありますか?

上坂 これは願望なんですが、プリキュアのグッズで子ども用のなりきりグッズがあるじゃないですか。キュアコスモのコスチュームとかパジャマとか。あれ、もうちょっとサイズを大きくしてもらえると嬉しいです。きっと着たいと思っているお姉さんたちがいると思うんですよね。プリキュアの大人用アパレルがあったらとてもいいなという。ぜひぜひほしいなと思っています。太字でぜひ。記事のタイトルに書いておいていただければ(笑)。

——最後にファンへのメッセージをお願いします。

上坂 キュアコスモは初登場以来、いろいろな変化が見えてきたと思います。故郷のことを大事に思いながらも、可愛い一面を見せてくれるようにもなりました。プリキュアの4人とも気持ちがひとつになる瞬間が増えています。ペンも集まってきて、後半に向けての展開も変わってくると思いますが、そこでコスモがさらにどう変わっていくのか、どう成長を遂げるのか、故郷のレインボー星は復活を遂げるのか、というところも楽しみにしてもらいたいです。毎回ゲストキャラもすごく豪華なので、それも楽しみにしていただけたらと思います。

——ありがとうございました。ちなみにコスプレして作った料理は何ですか?

上坂 カレーです。

——いつもより?

上坂 おいしくできたように感じました。やっぱりメイド服っていいなと思います(笑)。やる気が出るのかな。オムライスも作ったんですよ。メイドと言えばなので。すごくうまくできました。料理が終わったらメイドは退出するという設定なので、食べる時はご主人様になって食べましたけど。

——そこはしっかりしているんですね。

上坂 自分の中の設定は大事だと思います。




上坂すみれ
〈プロフィール〉
1991年12月19日生まれ、神奈川県出身。2012年1月に本格的に声優デビュー。アーティストとしては、2013年放送のTVアニメ『波打際のむろみさん』の主題歌『七つの海よりキミの海』でデビューを果たす。ロシア、昭和歌謡、メタルロック、戦車、ロリータ、プロレス、髭、等、多方面に興味を示し知識を持つ、唯一無二の声優アーティスト。LIVEでは客席にモノを投げ込む、ぬいぐるみをモッシュさせる等、そのステージングからは目が離せない。2016年12月には自身最大キャパの両国国技館における単独ライブの成功をおさめた。


(C)ABC-A・東映アニメーション

文/阿部雄一郎

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