• 『今夜も冒険』 植田佳奈&伊東健人 FFXIV対談!
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2019.11.26

『今夜も冒険』 植田佳奈&伊東健人 FFXIV対談!

現在発売中の『アニメージュ』9月号にて、『ファイナルファンタジーXIV』のアニメCM「CHOOSE YOUR LIFE」でナレーションを担当した植田佳奈さんと伊東健人さんの対談が掲載されている。CMの感想など語っているのだが、実はインタビュー現場ではお2人の“FF愛”たっぷりなお話をいただいていたのだ。
そこで今回、誌面では掲載しきれなかったお話を特別に公開します!




ーーお二人は結構コアなゲーマーだとお聞きしております。『FF』シリーズはどれくらいプレイされていますか。


伊東 基本的にほぼ全シリーズやっていると思います。

ーー生まれた頃にはすでにFFがあった世代ですよね。

伊東 同級生くらいなんです。『FF』第1弾の発売が1987年で僕は88年生まれなので、『FF』のほうが1つ年上かな。物心がついてやりだしたのはスーパーファミコンからプレイステーションに移行したころですね。最初にやったのは『FFVIII』で、それ以降発売されたものはもちろん、それ以前の作品もたどっているので、大体やっています。

植田 私が一番やり込んだのは『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』なんです。最近では『X』のリマスター版をやっています。海外出張が多いので、移動中の飛行機でプレイしています。最初に『X』が発売された時は、私はすでに大人でしたけど、『X』のオープニングの曲を聴いただけで当時のことを思い出して胸がいっぱいになりました。『I』や『II』に比べたらそんなに昔のことじゃないのかもしれないけど、音楽だけでこんなに思い起こされるんだなと、すごく深く根付いているんだなあと。『ディシディア ファイナルファンタジー』もアーケード稼働当初からやっています。あとデビュー作がアニメ『FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~』のOP『Over the FANTASY』だったりとか。縁がすごく深いんですよね。

伊東 うわ、むちゃくちゃ懐かしい。

ーー伊東さんは『FF』にお仕事で関わられたことはありますか。

伊東 僕はこれが初めてです。きっと一生忘れられない仕事になると思います。次はゲーム内のキャラクターをやってみたいですね。声優になったからには、という思いがあります。花形ですからね、『FF』に出るのは。

植田 『FF』のナンバリングにキャラクターとして出演することは、声優だったら一度は見る夢ですね。

ーーなるほど。ある種ブランドをもったシリーズになっているんですね。

伊東 間違いないですね。ナンバリングじゃないタイトルも今はたくさんありますし、日本のみならず世界で親しまれてるゲームですから。今回の収録はタイトルがわからないままの収録に臨んだため、そのへんの実感がなく終わってしまいました。テレビで初めて完成版を観て、やっと実感がわきました。



ーー『FFXIV』をプレイした時の魅力はどのようなところでしょう。

伊東 個々に役割が決まっていて、タイミングもすごく重要。めちゃくちゃ難しいです。ただボタンを連打していればいいわけじゃないんです。そういう意味でもコミュニケーションが大切になってるんですよね。会話することがちゃんと攻略につながる。そこがまた楽しいです。タンクとかやれたらすごく格好いいんだろうなって思うんですけれど、僕のパーソナル的に向いてるのはヒーラーなんですよね。後方支援が好きなので。なのでタンクとDPS(アタッカー)を募集しております。

ーー植田さんは実際のプレイはいかがでしょうか。

植田 実は以前タンクをやってくれないかってお誘いされたことがあったんですけど、その時どう考えても私はDPS向きなので無理だと思い断ったので、始めるきっかけにはならなかったんです。今回私が始めたのは、麻雀をやりたいなって思ったんです。実際プレイしてみると面白くて。こんなにメインストーリー以外の誘惑が多いゲームってあまりないですよね。もちろん大本になるストーリーはすごく楽しいですし、サブクエストもたくさんあるからやることが尽きない。あとストーリーのない物語が多いんです。暇なときにずっと木を伐ったり、いろいろなところで釣りをしてスクリーンショットを撮ったりとか。「あなたらしい主人公」というのが今回のテーマですけれど、何千通り、何万通り、それこそ何千万通りの楽しみ方があるんだなと、やるたびに思います。

ーーなかなかやったことがない人だと入るのに勇気がいる感じがしますが。

植田 最初は、操作感に慣れるまでちょっとつまずくところがあるかな。

伊東 そういうときに助けに来てくれる人がいて「素敵!」って思いますよね。キャラクターって、このCMと同じように誰かが操作していて、そういう人の温かみを感じるときがあるんです。

ーー人と一緒にやれるっていうのは魅力のひとつなんでしょうか。

植田 そうですね。私はゲーム友達が多いので、『FF』も最初はゲーム仲間とログインして連れ回してもらっていました。二人乗りのチョコボに乗って連れて行ってもらったりとか。人のチョコボに乗せてもらうとそのスピードに驚きますよ。

文/阿部雄一郎

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