• 劇場公開前に特別版『BLACKFOX』TV放送決定! 総監督のインタビューも公開
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2019.09.20

劇場公開前に特別版『BLACKFOX』TV放送決定! 総監督のインタビューも公開

(C)PROJECT BLACKFOX

2019年10月5日(土)より新宿バルト9ほかにて公開のStudio 3Hzオリジナル・SF アクション最新作、劇場アニメ『BLACKFOX』が、劇場公開前に『BLACKFOX 10.5公開記念 特別版』として約24分の本編をTV放送することが決定。公開直前を記念して野村和也総監督のオフィシャルインタビューも公開された。

『ジョーカー・ゲーム』や『風が強く吹いている』の野村和也監督と、『プリンセス・プリンシパル』や『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』を手掛けたStudio 3Hz制作による新作オリジナルアニメ『BLACKFOX』。忍者一族の主人公・律花は近未来の大都市の一角に佇む忍者屋敷で暮らしていたが、ある日突然何者かによって屋敷が襲撃を受けてしまう。絶体絶命の危機に果敢に立ち向かうSFアクションだ。

10月5日(土)からの劇場公開を記念して、約24分の本編を特別にTV放送。TOKYO MXでは9月29日(日)、BSフジでは10月1日(火)・10月7日(月)に、日本映画専門チャンネルでは10月5日(土)・10月8日(火)・10月10日(木)に放送となっている。BS日本映画専門チャンネルでは、特撮版のメイキングも併せて放送。

また、公開直前を記念した野村和也総監督のオフィシャルインタビューを紹介する。

――総監督が『BLACKFOX』の制作チームへ参加された経緯などからお聞かせください。
野村 僕が伺ったのは、まずキャラクターデザインの斎藤敦史さんの画ありきで、そのキャラクターが登場する映像を作りたい…という要望からスタートしていました。僕もある意味、途中参加組で。僕の参加時点では、すでに斎藤さんのイラストを添えた企画書の形式にまとまってました。…そこからだいぶ練り直されたんじゃないかな。元々はダークヒーローものからスタートして二転三転があって…、最終的にはアメコミヒーローのテイストを踏襲するアイデアに落ち着いたんです。

――海外マーケットを意識した無国籍風の舞台や探偵もの風の一幕から、『破裏拳ポリマー』などのタツノコヒーローが想起されました。
野村 イメージソースを探るために、タツノコプロ製の変身ヒーロー作品はかなりチェックしました。元々デザイナーとしての天野喜孝さんのファンなので、『ガッチャマン』や『キャシャーン』等の資料は相当収集したんです。…ただし主人公を探偵にするアイデアや忍者モチーフは、『ポリマー』などに触れる以前から固めていました。見習い探偵としての仕事の依頼中、写真を撮影するフリをしながら、仇の行方を監視して資料を集めていく女の子…といったイメージが本作のスタート地点のひとつです。

――完成フィルムをご覧になった感想はいかがですか?
野村 篠原啓輔監督をはじめ現場スタッフの方々に対しては、よくぞこのテンションで最後まで作りきってくれたな、という思いです。当初僕が出したアイデアの中には、かなりぶっ飛んだ内容も含まれていたので、これ映像化はムリなんじゃないか? と心配した部分もあったんですよ。でも画面からは元気さというか、テンションの高さが充分に伝わってきました。

――一番推したい見どころは?
野村 まずは、主役となる3人の女の子たちの姿、キャラクターを見て、好きになってもらえたらありがたいですね。ビジュアルのかわいらしさ、魅力はもとより彼女たちは、この物語・世界観を象徴する存在です。いろいろな過去を抱えていても、それを乗り越えて成長していくことができる娘たち、彼女たちのような登場人物が生きていって、活躍するための舞台として、この物語の世界があるわけです。…そしてゆくゆくは、この世界観を利用して本編とは違ったキャラクターが活躍するようなイメージで、間口を拡げて二次創作的な部分も含めて、縦横無尽に物語が展開してくれるような作品として受け入れてもらえたらうれしいですね。

――ファンの方々へのメッセージをお願いします。
野村 願わくば、親御さんとお子さんなどのご家族一緒に、「主人公の女の子たち頑張ったね」とか「カッコよかったね」とか、よろこんでいただけるようなタイトルになってほしいかな。完成フィルムに関しては、制作現場を知っている自分も半ばお客さんのような感覚で、一緒に驚いたり楽しんだりできた部分があったので、初見で見てくださる方々にも充分楽しんでいただけると思います。

(C)PROJECT BLACKFOX

◆劇場アニメ『BLACKFOX』


<INTRODUCTION>
近未来の大都市の一角に佇む忍者屋敷。そこで暮らす忍者一族である石動家の長女・律花は研究者である父親に憧れていた。平凡で幸せな生活が続くと思っていたとある日、突然何者かによって屋敷が襲撃を受けてしまう。絶体絶命の危機に果敢に立ち向かう律花だが――。
闇を斬り裂く“黒”になれ!

<CHARACTER>
石動 律花/リリィ:七瀬彩夏、ミア:戸松 遥、メリッサ:大地 葉、アレン:土田 大、兵衛:津田英三、オボロ:藤原啓治、マダラ:豊崎愛生、カスミ:鳥海浩輔、ローレン:飛田展男、ブレッド:東地宏樹、ハロルド:小山力也

<STAFF>
総監督:野村和也
監督:篠原啓輔
キャラクターデザイン:斎藤敦史
脚本:ハヤシナオキ
アニメーション制作:Studio 3Hz

アニメ公式サイト
<アニメ公式Twitter>@blackfox_anime

アニメージュプラス編集部

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