• 『包丁人味平』等グルメマンガの巨匠・ビッグ錠の傘寿記念「Oh my!マドンナ展」レポート
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2019.10.09

『包丁人味平』等グルメマンガの巨匠・ビッグ錠の傘寿記念「Oh my!マドンナ展」レポート

2019年10月8日(火)から11日(金)まで逗子文化プラザギャラリーで開催の「ビッグ錠のOh my!マドンナ展」にて、ビッグ錠先生!

2019年10月8日(火)から11日(金)まで、逗子文化プラザギャラリーで「ビッグ錠のOh my!マドンナ展」が開催されている。

ビッグ錠と言えば、『包丁人味平』『スーパーくいしん坊』『一本包丁満太郎』などグルメマンガの巨匠として有名だが、高校時代に大阪の貸本でデビュー以来60年以上に渡って様々なジャンルの作品を発表してきた大ベテラン。その大ベテランが近年、「ビバ!ミュージカル」という劇団で舞台美術を手掛けたり、ご自身も出演して芝居をしたりタップダンスを披露しているのをご存知だろうか? 今回の展示は、そのビバ!ミュージカルの公演『歌をつかまえて』に合わせた開催となっているのだ。ビッグ錠がこれまでに描いた女性画の中から選りすぐられたセレクトであると同時に、芝居と関係の深い絵も並べられ、中には今回の公演と連動された謎の絵も展示されるというユニークな仕掛けもある。

最も目を引く大きな2枚の女性画を始め、『歌をつかまえて』で題材となった津田梅子の肖像画などは、舞台のために描かれた物。また地元の市民まつり湘南台ファンタジアのために描かれたサンバの女性や、自身がNYに一年滞在してスケッチした路上ミュージシャンなどの臨場感あふれる女性画は、長年力強い作品を描いてきたビッグ錠ならではの迫力だ。そのNY滞在が生んだ、NYの地下でたくましく暮らす子供たちの物語『ぼへみあん』や、70年代に『プレイコミック』の表紙用に描かれたカラーイラストも展示され、マンガのファンにもたまらない企画展であった。

公共の施設での展示であったためアダルトな絵の展示はなかったが、個人的にはビッグ錠の描く明るく元気で艶のある夜の女性たちが大好きなので、次は大人向けの原画展をぜひとも開催して欲しい!


▲今回の展示にミュージカルの美術&出演と素敵なビッグ錠先生!


■『ビッグ錠のOh my! マドンナ展』 概要

【開催期間】2019年10月8日(火)〜11日(金)
【場所】逗子文化プラザギャラリー(神奈川県逗子市逗子4-2-10 逗子文化プラザホール)
【時間】11:00〜18:00(初日13:00〜)
【入場料】無料
★公式サイト

文/今秀生