• 串田アキラ、デビュー50周年記念アルバム発売!アニメ・特撮・CMソングと50年走り続ける歌への想い〈後編〉
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2019.11.08

串田アキラ、デビュー50周年記念アルバム発売!アニメ・特撮・CMソングと50年走り続ける歌への想い〈後編〉

「串田アキラ デビュー50周年記念ベストアルバム Delight 」2019年11月6日(水)発売 



◆50周年を迎える串田さんの歌への想い

ーー50周年ということですが、ここ数年も新曲がたくさんあって、こんなに精力的にやられているというのは、すごいな、超人なのかなと思います。

串田 まあ、何とかね。やっぱり50年歌ってるからって衰えたなとか、そういう風には自分でもしたくないし。やっぱり懐かしい曲も歌うわけですけれど、お客さんに「楽して歌ってるな」とか、「ちょっと衰えたな」とか、そう思われたくないんですよ。みなさんが最初に聴いた、パワフルな感じでいつまでもいきたい。どうせステージに立ってるなら、そういう風にしたいって、いつも考えているので。そこだけは、譲れないですね。僕の曲を聴いて育ってきた子どもたちが、今はこんなに大きくなって(インタビュアーを見て)。だからそういう人たちの夢のためにも、壊したくないですね。

ーーそのために体調管理など、何かやられていることはありますか。

串田 最低限、やっぱり鍛えないといけないところはやっています。歌手として、ここまでやっておけば歌えるなというところまで。あとはまあ、ちょっとひ弱になったら病気にもなったりすると思うので、体力は絶対つけるように食事にも気をつけていますね。

ーーステージは何度か拝見していますが、本当にパワフルです。

串田 もう、僕はそれだけが取り柄かなって思っているんですよ。それが無くなったら何もないので、そこだけは維持しておきたいですね。

ーーそして11月には、50周年記念公演がありますね。

串田 タイトルがアルバムと同じく『Delight』で、本当に楽しんでもらえるようにと考えています。40周年は40周年でいろいろ考えてやったんですが、今度は本当の意味での串田アキラ、歌手・串田アキラを楽しんでもらおうかなと思っています。みなさんで一緒に歌って、わーっと盛り上がってほしいし、とにかく楽しんでほしいっていうことで『Delight』(喜ばせる・喜ぶ)というタイトルをつけたんです。当然、自分も楽しみますけどね。本当、自分が楽しくなければ、みなさんに楽しんでもらえないので。僕もお客さんもスタッフも、全員で盛り上がりたいっていう感じですね。

ーーその前に、このアルバムをきいてもらってという感じですね。

串田 ぜひぜひですね! 当然前のアルバムも持ってるよっていう人もいるかもしれないんですが、これまで収録されていなかった曲もあるので!

ーーこれが全部収録されているのは強力過ぎますね。

串田 今回は僕の歌ってきた曲を、隅々まで聴いてほしいかなと思って集めました。50周年を迎えても、僕は毎日がスタートなので。いつまで経っても前向きにいきたいので、皆さんもいつまでもついてきてください。がんばります! ありがとうございます!


<串田アキラ Profile>
10代の頃から米軍のベースキャンプでドラムをたたきながらリズム&ブルースを歌う。
1969年「からっぽの青春」で東芝エクスプレスよりデビュー、 NHK「ステージ101」に出演。
1981年の「太陽戦隊サンバルカン」を皮切りに「宇宙刑事ギャバン」「キン肉マン」など、特撮・ヒーロー、アニメソングを中心に「富士サファリパーク」「ALSOK」などのCMソング、ゲームソフトのテーマなどで活躍。
2003年の「アバレンジャー」のエンディング・テーマ「We are th ONE〜ぼくらはひとつ〜」で親子三代に聞かれる歌手に。
2010年「仮面ライダーオーズ」変身ベルトの音声。2011年TVアニメ「トリコ」オープニングテーマを担当。
また2019年も アニメ『ジモトがジャパン』オープニングテーマを歌唱するなど、増々精力的に活動をしている。
国内に留まらず、海外にも積極的に活動の場を広げ、フランス、スペイン、ブラジル、パナマ、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、中国、インドネシアに招待され、各国で好評を博す。
力強く暖かい歌声で聴く人を魅了し続けている。

撮影・真下 裕(Studio WINDS)

アニメージュプラス編集部

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