アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のBlu-ray・DVD BOX6が2020年1月8日(水)に発売が決定。BOX6封入特典のブックレットに掲載予定の鬼太郎役・沢城みゆきと石動零役・神谷浩史のスペシャルインタビューの一部や、BOX封入特典を紹介していこう!
2018年にアニメ化50周年を迎えた『ゲゲゲの鬼太郎』。日本全国で知らない人はいないと言っても過言ではない水木しげるの妖怪作品だ。
現在、Blu-ray&DVD BOX1〜5が発売中で、 BOX6〜8が予約受付中となっている。
このたび、BOX6のジャケット写真と収録内容詳細についての情報が公開、封入特典には描き下ろし三方背アートBOX、描き下ろしインナーケース、ピクチャーレーベル、特製ブックレット、ポストカード2枚セットが決定した。
今回、特製ブックレットに掲載予定の沢城みゆき&神谷浩史のインタビューのうち、未収録となった一部を特別にご紹介! 和気あいあいとした楽しげな雰囲気、自身の役作りや理想の鬼太郎像など、様々なことについて、おふたりに語っていただいた。
◼️鬼太郎役・沢城みゆき&石動零役・神谷浩史 スペシャルインタビュー――お二人が初めて会ったときの第一印象は?
神谷:最初は『ぱにぽにだっしゅ!』になるのかな? それから『さよなら絶望先生』とか『化物語』とか。
沢城:『夏目友人帳』もあったね。
神谷:そうだそうだ。とにかくみゆきと共演する作品は、割と濃い作品ばかりで(笑)。それぞれ結構重要なポジションを占めている役柄が多くて、お互いに「大変だね」と声をかけたりしていました。
沢城:お互いに、違う大変さを背負っていたよね。神谷さんは特に大変だったと思います。でも、こんなに対等に話ができるような役柄は『鬼太郎』が初めてかも。
神谷:そうかもしれないですね。
沢城:とにかくどの現場でも、「この人は“頑張り屋さん”なんだなぁ」という印象が強烈に残っていますね。
神谷:(笑)。何が大変だったかも、もう覚えていないくらい(笑)。
沢城:もちろん、みんなが頑張っているんですよ。みんなが頑張っているんだけど、神谷さんの頑張り方って、ちょっと質が違うんですよ。
神谷:当時は今よりも周りの人が、みんな自分より優秀に見えたんです。そんな中でみゆきは天才肌なのかな、と思っていたんだけど実はそうではなく、自分のいろいろな経験からロジックで芝居をするタイプだとわかったんです。なので今では面倒くさくて可哀想だなと思っています。
沢城:最後の“可哀想”はいらない(笑)。
神谷:いや僕と似たタイプな気がするので、共感できるんですよ。天才肌の人って、瞬発力や反射神経でとてもいい“音 ”を作るんですよ。ロジックではなく感性で出てくる“音”を安定して出せる人が、僕の周りには多かったような気がします。そういう天才肌の人に囲まれた中で、「自分は何ができるんだろう」と思ったときに、地道な努力しかなかった。誰もができることを丁寧にやらないと、その人たちとマイクに並んでお仕事ができないと思ったんです。
沢城:神谷さんは丁寧だもんね。
神谷:それしかやれることが思いつかなかったんだよね。
――では、そんな沢城さんと『ゲゲゲの鬼太郎』での共演が決まったときの感想をお聞かせください。
神谷:とてもうれしかったです。オンエアを観たときに、僕が理想としている鬼太郎像そのものだったので、「さすがだな」と思いましたね。僕の理想の鬼太郎像をみゆきが具現化してくれているのが、とてもうれしかった。理想の鬼太郎と共演できるのは幸せですよね。