――「ラッタンプイコ」は、「一番星大ハッケーン!!」のところが、あみた担当になっていて、かじぃ(鍛治島彩)じゃなくなったと驚きました。
新倉 あそこはみんながそれぞれソロを歌ってるのに、私だけなかったので、かじぃさんに譲っていただいたという感じです。かじぃさんの「一番星大ハッケーン!!」のところ、すごい好きだったんで嬉しい気持ちもあるんですけど、自分になって、いまいちになったと思われないようにしっかりと歌わなきゃなと思っています。
――収録されている曲でも、最近のライブでも、「一番星大ハッケーン!!」などのソロパートは、みんなしゃくりあげるように歌ってますよね。
新倉 そうです! しゃくりっていうのを、自分はいままで使ったことがなかったので初体験でした。みんなで、しゃくりまくるっていう! 収録では、何度も録り直しました。歌割もいただいて、新しく収録させていただいたので、さらによいものになるようにしていきたいです。
――「アオハル1st」には収録されていないですけど、ライブで聴いた「初恋Ding Dong」も、かなりあみたの歌割が増えていますよね。
新倉 そうですね、ありがたいことに、1番のAメロの出だしの部分など、たくさん受け継がせていただいています。あぁ~! もう、課題だらけです……。最初に全員であわせた時は、本当に酷い出来でした。歌の先生や、先輩がたに何回もアドバイスをいただいて、これは何度もひたすら歌うしかないなと思ってがんばりました。しかも「初恋Ding Dong」はめちゃめちゃ可愛い曲なので、りっこーさんが歌っていた可愛らしさに、負けないように可愛く歌わなきゃというのがあるので、そこが課題ですね。
――ライブで観たら、特に前半はかなりあみた曲になってるように感じました。
新倉 ひゃ~!! そんなことはないと思うんですけど! みなさんにそう思っていただけるように、ガンバりたいです!
――「アオハル1st」の中で、注目して欲しいのはどんな部分ですか?
新倉 シングルだけではわからない、アップアップガールズ(2)のことがわかるアルバムになっていると思います。でも、その中でもめちゃめちゃ聴いて欲しいのは、7thシングルの「Be lonely together」です。この夏、力を入れていた曲ですし、MVや表現力を上げるために演技レッスンもした曲なので思い入れもあります。それまでは、演技というものに関わることはほとんどなかったですし、自分には向いていないと思っていたんです。でも(2)には、本当にいろんなタイプの曲があって、そうなると演技力、表現力も必要になってくる、そう思わせてくれた曲です。あのときの演技レッスンを活かして、これからも曲の世界観を表現できるようにしていきたいです。