• やれやれ、また騒がしくなるな……『斉木楠雄のΨ難』が<Ψ始動>! 神谷浩史らが登壇したワールドプレミアイベントレポート
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2019.12.16

やれやれ、また騒がしくなるな……『斉木楠雄のΨ難』が<Ψ始動>! 神谷浩史らが登壇したワールドプレミアイベントレポート

『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』ワールドプレミアイベント【写真左から】岩田光央/野島健児/小野大輔/神谷浩史/島﨑信長/松風雅也/桜井弘明監督 (C)麻生周一/集英社・PK学園R

12月30日(月)よりNetflixで全世界独占配信が開始される『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』のワールドプレミアが12月15日(日)に東京・イイノホールで開催され、約500人の観客が来場し、全6話のうちの2話が配信開始より一足早く上映された。また、上映後には主人公・斎木楠雄役の神谷浩史をはじめ、燃堂力役の小野大輔、海藤瞬役の島﨑信長、才虎芽斗吏役の松風雅也、斉木空助役の野島健児のキャスト陣に加え桜井弘明監督が登壇し、トークイベントが行われた。そしてMCを楠雄の父・國春役の岩田光央が務め、勝手知ったる「斉木ファミリー」による、お互いを知り尽くしたトークの応酬に満場の聴衆はたびたび笑いの渦に包まれた。そのトークイベントの模様をレポートする。

生まれつき超能力を持つ高校生・斉木楠雄の日常を描く、爆笑! 超能力(*サイキック)コメディ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』は、週刊少年ジャンプで連載されていた麻生周一原作の『斉木楠雄のΨ難』を、3シーズンにわたるテレビアニメ化を経て、今度はNetflixオリジナルアニメシリーズとして全世界へ向けて“Ψ始動”するもの。

イベント冒頭、まだ誰も壇上には現れていない中、突然会場に響く斉木楠雄の声。
「やれやれ、なんだか辺りが騒がしい。500人ぐらいいるのだろうか……。僕もまだ見ていないのに、テレパシーで500人分のネタバレが聞こえてきてしまう……」
それをきっかけに登壇キャストたちによる生セリフが次々に聞こえると、会場に集まったおよそ500人の観客たちは大興奮!! そこで満を持して主人公の斉木楠雄役を演じる神谷浩史、燃堂力役の小野大輔、海藤瞬役の島﨑信長、才虎芽斗吏役の松風雅也、斉木空助役の野島健児、斉木國春役の岩田光央という豪華声優陣に、桜井弘明監督を合わせた総勢7名が登場すると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。


トークイベントの写真を見る


イベントでは、タイトルの「Ψ」にちなんで、本作に関連したお題が描かれた「Ψ(サイ)コロ」が登場! 登壇ゲストがそれぞれΨコロを振り、出たお題に答えていく流れでトークが展開された。

最初のお題は「『Ψ始動編』の見どころ」について。
<音速レベルのアフレコ>が見どころ(聞きどころ)の『斉木楠雄』シリーズだが、本作では、テンポ、リズム、スピードが格段に上がったという点が明かされ、声優陣は口を揃えてとにかく大変だったと語った。特に主演を務めた神谷は「斉木楠雄もすごく早いセリフが多いけれど、第2期からキャラクターそれぞれが猛烈に喋る回が増えたんです。それで、周りのみんなに『神谷さん、第1期の時こんなに大変だったんですね……』ってやっとわかってもらえました。今回は満遍なくそれぞれのキャラクターの回があったので、みんなが等しく大変ってことかと(笑)」とアフレコ当時の苦労を回顧した。

続いては、『Ψ始動編』第2話では原作者・麻生周一氏の人気漫画シリーズ『ぼくのわたしの勇者学』のキャラクターが出演していることも話題になっていることから、「『ぼくのわたしの勇者学』の回を見た感想」というお題に。
神谷は「とにかく苦労した。その苦労が一番報われた回だと思います。台本にその当時言われた演出などを書き込んでいたけど、今見返すとどういう法則で台本をチェックしたんだろうって思うくらい自分でもよく分からないメモがある」と語った。また、海藤役の島﨑は「原作を漫画連載の時から読んでいて、オファーがきた時も『あっ! 勇者学の!』って思った。僕にとっては原点回帰の作品なんです。だから『ぼくのわたしの勇者学』でももっとアニメとして何かできるのではと思います!」と、『ぼくのわたしの勇者学』アニメ化への期待を表明。

文/小田サトシ

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