• 福山潤登壇! 『HUMAN LOST 人間失格』“イチロク”集会 舞台挨拶レポート
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2019.12.23

福山潤登壇! 『HUMAN LOST 人間失格』“イチロク”集会 舞台挨拶レポート

写真左より:冲方丁(ストーリー原案・脚本)、福山潤(竹一役) 、木﨑文智(監督)


■壮絶な最期を遂げた竹一を偲ぶ言葉

監督:竹一、惜しい人を亡くしたかな。彼は自分の思いを遂げれらて最高に幸せな人だったなって思います。

冲方:
竹一は葉藏にとってなくてはならないキャラでしたし、前半の主人公のように感じました。面倒見が良くて良いやつですね。

福山:
悲壮感は感じなかったので、自分の中ではやってやったなって。良いやつだったので良い幕引きができたとな思います。

■最後の一言

福山:
収録から時間が経っておりますが、このようにお客様に観ていただいた事で、ようやく僕の中でこの作品が完結したなと思っています。何回も観ることで新しい発見はまだまだあると思います。これからも長く愛される作品になることを願っています。

(C)2019 HUMAN LOST Project



【作品概要】
『HUMAN LOST 人間失格』

<INTRODUCTION>
全人間、失格
昭和111年・GDP世界第1位・年金1億円支給
日本文学の最高峰『人間失格』
狂気のSF・ダークヒーローアクションへ再構築
破滅に至った一人の男の生涯を描く日本文学の金字塔――太宰治「人間失格」。
深い死生観、文学性が今なお、強烈な衝撃を与え続ける不朽の名作。そのスピリチュアルを内包し屈指のクリエイター陣によって再構築された、新たなるオリジナルアニメーション映画が誕生した。“日本発の世界を
魅了するSFダークヒーロー”を創出すべく本作の起点となったのは、スーパーバイザー・本広克行。
脚本は、太宰治と同じ小説家であり、日本SF大賞ほか数々の賞を受賞した冲方丁が担当。
日本文学を大胆なSF世界観と重厚な物語へと昇華させた。異様の日本をリアリティある映像へと落とし込むのは、海外でも多数の賞を受賞し、次々に映像革命を起こし続けるアニメーション制作・ポリゴン・ピクチュアズ。主題歌には、グラミー賞にノミネートされSpotifyにおいて世界でもっともストリーミングされたシンガーJ.Balvinをfeat.に迎えた、音楽シーンの最前線を走り続けるm-floが参加し、世界を彩る。そして、それら鋭く多彩なクリエイティブを、『アフロサムライ』において卓越したアクション描写で世界を驚愕させた監督・木﨑文智が、エモーショナルにまとめあげた。
“日本文学の最高峰×ジャパニーズアニメーション”が危うく交錯する――
狂気の“日本”を巻き添えにする、誰も知らない“ダークヒーローアクション”『人間失格』。

<STORY>
昭和111年――医療革命により死を克服し、環境に配慮しない経済活動と19時間労働政策の末、GDP世界1位、年金支給額1億円を実現した無病長寿大国・日本、東京。
大気汚染と貧困の広がる環状16号線外“アウトサイド”で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団とともに特権階級が住まう環状7号線内“インサイド”へ突貫し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで“ロスト体”と呼ばれる異形体に遭遇した葉藏は、不思議な力をもった女性“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力をもつことを知る。
暴走集団に薬をばらまき、ロスト体を生み出していたのは、葉藏や美子と同じ力をもつ男“堀木正雄”。正雄はいう。進み過ぎた社会システムにすべての人間は「失格」した、と。文明崩壊にむけ自らのために行動する堀木正雄、文明再生にむけ誰かのために行動する柊美子。平均寿命120歳を祝う人類初のイベント“人間合格式”を100日後にひかえ、死への逃避を奪われ、人ならざる者となった
大庭葉藏が、その果てに選択するものとは――

<STAFF>
原案:太宰治『人間失格』より
監督:木﨑文智
スーパーバイザー:本広克行
ストーリー原案・脚本:冲方丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
企画・プロデュース:MAGNET/スロウカーブ
主題歌:m-flo『HUMAN LOST feat. J. Balvin』(rhythm zone/LDH MUSIC)

<CAST>
大庭葉藏:宮野真守 ※大庭葉藏のぞうは旧字体が正式表記
柊美子:花澤香菜
堀木正雄:櫻井孝宏
竹一:福山潤
澁田:松田健一
厚木:小山力也
マダム:沢城みゆき
恒子:千菅春香

■公式サイト
■公式Twitter

アニメージュプラス編集部

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