朝日小学生新聞で33年にわたり連載された漫画『落第忍者乱太郎』が12月28日(土)、現在掲載している「傑作選」をもって連載を終了する。12月25日付「朝日小学生新聞」では、作者・尼子騒兵衛の最新インタビューを掲載しているほか、12月31日付ではコミックス最終巻の表紙の制作の様子なども含めた特集を予定している。朝日小学生新聞での『落第忍者乱太郎』の連載は、1986年1月にスタート。以後33年間にわたり、1年のうち6カ月を週6日ペースで連載するスタイルを維持してきた。1993年には『落第忍者乱太郎』を原作に、NHKアニメ『忍たま乱太郎』の放送がスタートし、国民的な人気漫画となり、コミックスの累計発行部数は940万部を記録している。
2019年1月に作者・尼子騒兵衛が脳梗塞を患ったことから、4月より開始予定だった連載はいったん延期となり、紙面では「傑作選」を掲載してきたが、「毎日の連載は難しい」との尼子氏の思いを尊重して今回の連載終了に至った。
12月25日付「朝日小学生新聞」のインタビューでは「これからは初心にもどり、『インプット』する時間ができる」「卒業は、新しいスタートでもある」と尼子氏は語った。
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●2020年4月からは月イチ連載を準備中なお、2020年4月からは月に1回、「今昔物語」「宇治拾遺物語」などの古典のおもしろさを、乱太郎たちを案内役に伝えていく新連載を準備中だという。