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――そうだったんですね。では、青SHUN学園での初ステージは覚えていますか?
佐々木 小学校入る前まではレッスンをずっとしていて、アイドルとして初ステージは、小学一年生の時だったと思います。青SHUN学園KIDSというグループで、同じ年代の子たちがたくさんいました。その中でも……歌は下手でしたね(笑)。
――それはよく言っていますよね。自分は音痴だったと。
佐々木 そうですね。本当に下手くそで! 青SHUN学園のお姉さんたちともいっしょにステージに立ったり、いろんなことに挑戦して……演技もしたりしました! ものすごい下手くそでしたけどね(笑)。その活動の中で一番すごかったのは、auの秋川牧園のCMでした。確か、小三だったと思います。それまでもCMとかドラマのオーディションはいっぱい受けてたんですけど、ぜんぜん受からなかったんですよ。やっと受かったのが秋川牧園でした。
――青SHUN学園時代は、いろんなCMやドラマのオーディションを受けていたんですね。
佐々木 はい。ぜんぜんダメだったのは、中途半端だったからです。気持ちが中途半端だったんですよね。「アイドルしたい!」という気持ちはあったんですけど、ドラマとかにも出たいというので迷っていて。青SHUN学園は箱舟と言っていて、そこからいろんな場所に旅立って欲しいと。それで女優としてのオーディションもたくさん受けていたんです。アイドルやりたいというモヤモヤした気持ちを持ちながら、女優のオーディションを受けていたんで、多分ダメだったんです。気持ちの問題だったと思います。いろいろ、ほおばりすぎたんですね。
――どちらに行くか、わからなくなっていたと。
佐々木 まさに「おい! 方向!」ですよね。
――なるほど!(笑)
佐々木 それに……ダンスは好きだったんですけど……正直に言うと、歌は嫌いだったんですよ。それもあって、モヤモヤしてたのかもしれないです。セリフだったらウェルカムウェルカムだったんですけど、歌うことが本当に嫌いでした。そんな時に、モーニング娘。さんと出会うんですよね!!
――おお! モーニング娘。を最初に見たのはいつなんですか?
佐々木 モーニング娘。のオーディションを受けるって決めてからなんですよ。事務所から、モーニング娘。のオーディション受けてみないと言われて「おお!」って。モーニング娘。という名前と存在は知っていたんですけれども、ぜんぜん知らなくって。小学五年生、10歳の時ですね。
――そうだったんですね!(※ほーちゃんが受けたのは、2016年1月に応募開始した『モーニング娘。’16 新世紀オーディション』 最終的に合格者は出なかった)
佐々木 オーディションをきっかけに、モーニング娘。さんを調べていって……沼にハマったと(笑)。そこでいろいろな動画を見て、鞘師里保さんに出会って……「あぁ! 歌って、いいな」って思ったんですよ。モーニング娘。さんのおかげで、歌が好きになりました。でもまあ、残念ながら落ちちゃったんですけれど……いま考えると、ダメでしたもん!(笑) あの時の歌唱力で、あの時のダンスでモーニング娘。さんに入ったら、確実に浮きますもん。だから、あの時じゃなかったんですよね。
ほーちゃんこと佐々木ほのかちゃんのインタビューはまだまだ続きます!
語り尽くせぬ「世界一のアイドルへの夢」についてたっぷりお話を聞いたインタビュー【後編】は明日1月13日(月・祝)午前11時頃アップ予定! こうご期待!