• アサガワさん(小木博明)が増えたらいいな…高杉真宙主演『前田建設ファンタジー営業部』舞台挨拶レポ!
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2020.01.16

アサガワさん(小木博明)が増えたらいいな…高杉真宙主演『前田建設ファンタジー営業部』舞台挨拶レポ!

『前田建設ファンタジー営業部』舞台挨拶。左から本多力さん、小木博明(おぎやはぎ)さん、岸井ゆきのさん、高杉真宙さん、上地雄輔さん、六角精児さん、英勉監督。



そんな楽しげな様子にも関わらず、最初の会議室のシーンでは4人が全然しゃべらなかったと明かす上地さん。小木さんも「酷かったもんですよ」と言うと、上地さんも「(高杉さん)ずっと下向いてるし、(岸井さん)ケータイ見ていじってるし、(小木さん)緊張しながらもぞもぞやってるし、(本多さん)一人でぶつぶつセリフの勉強してるので。こんなにしゃべるなんて、あの頃夢にも思わなかったくらい」と言うと、高杉さんも「全然しゃべんなかったですね」。そこで上地さんが皆の間に入って、ご飯を食べに行ったり、一番年上の小木さんに、こういうときは話しかけた方がいいですよとアドバイスしたりしたそうだ。

すると小木さん「上地くんが全部間に入ってくれたんです。ぜ〜んぶこのおバカタレントが…」と言い、「上げて下げるの止めて下さい(笑)」と突っ込む上地さん。とにかく上地さんが全部教えてくれたと小木さんが感謝すると、撮影現場に途中から参加の六角さんは「そんなことしてたの(笑)?」と本気で驚く様子も。

次に振られた岸井さんが話そうとすると、やっぱり小木さんが「ボクが一番印象に残っているのは…」と言いかけ、「まだ私のターンです」としっかり止める岸井さん。「小木さん、撮影終了前に整体とか入れちゃうんですよ」とバラすと、英監督も「そうだそうだそうだそうだ(笑)」と激しく同意。「しかもこの人が何回もNG出して」と話す上地さんに、続けて岸井さんが「『今日、ボク、焼き肉行く約束しちゃった』とか撮影が終わる前に言い出して、『えっ、どうするんですか、小木さん、今日7時まで撮影ですよ』と言っても、『いや6時からもう取っちゃったからさ』とか言って。でもホントにその時間の前に絶対巻いて終わっちゃうんです」と。本多さんも「監督飛んできてね」。小木さん「それ、言わないで、監督の前でそういうの」と言うも、上地さん「(笑)監督の目の前で言ってたじゃん」、岸井さんにも「監督の前で自分で言ってました」と暴露され、小木さん無言に(笑)。

畳みかけるように上地さんが、長セリフが嫌だからと監督に言って上地さんの説明セリフが増えていったことを披露。「(さらに)自分の所でNG出すのに、撮影8時終わりの予定なのに6時に焼き肉予約してるんですよ」と話すと、六角さんも「ハハハハ(笑)、すごい」。

ここですごいのが小木さん「それは監督が優秀だから」と言うも、本多さんからは「終わる前に『もう入れちゃったから』って言ってましたよ、小木さん」、英監督からも「朝から『もう終わりますよね』とか言われるんですよ」と立て続けにバラされると、六角さんから「バラエティーじゃないんだよ、これは!」と突っ込まれると、会場からも大拍手&大爆笑が起こった。

「違うの! 結構皆が優秀で巻くんですよ。今まで巻く傾向があったんですよ。監督、すごい優秀なんで、毎回2時間3時間巻いてたし」と褒め称える小木さん。「まぁまぁ、それは」と六角さんも。「そういう意気込みでこっちもやったほうが…ね!」と言う小木さんにお客さん大爆笑! 「ケツがあったほうが皆やる気も出るじゃない。それは言った方が、皆も頑張るし。(皆の)タメを思って焼き肉、マッサージを入れてるんですよ」と言い切り、六角さん終始大笑い。

しかしここで本多さんからも小木さん情報が。「(キャストの皆さん)ご存じの通り小木さんがセリフを噛まれることが多々あって。セリフ噛んだらカット掛かってやり直すんですけど、途中から小木さんが自分でちょっと戻ってやり直すっていうワザをやりだされて。小木さん的には気持ちは戻ってますけど、こっちはまだ笑ってるときにもう始めるから……」と話すと、上地さんも「恐ろしいですよ」、高杉さんも「ビックリしましたよ」。
さらに上地さんからも「あと自分で決まったなって勝手に思うんでしょうね、セリフ言った後に、『よし!』とか言うんですよ」と披露するとまたまた大爆笑に。

また途中から参加した六角さんは撮影現場に入ったときの様子を披露し、「最初からものすごいガッシャガッシャしゃべってんだよ。もういろんな事しゃべって、冗談言いまくって、監督の言うこと全然聞いてないんだよ。オレはそれを見て、『あっ、この映画ダメだな』と思った。それで、本番行くじゃん、そうしたらあんた(小木さん)噛みまくってさ、で、それで皆さん笑いまくってさ、それでもう一回ダメだって思った。でもこの映画観たら、すっげー面白いんだよ!」と熱く語ると、会場内から拍手が沸き起こった。

六角さんが「これ、どういうことですか!」と監督に詰問すると、なぜか小木さんが「不思議ですよねぇ〜。いや、オレもダメな映画だなぁと思ってたんですよ!」と言って場内大爆笑! それでも小木さんが「観たら面白くなってるんだよね!」と言うと、六角さんも「すごかったんだよ!」と。小木さん「すごいっすよね、編集が! スタッフがすごいんですよ!」、六角さん「あなた魔術師だよ〜! これ! すごいよぉ〜! ホントだよ〜、あの前後はいったいどうなったんだ!? っていうさぁ! すごいいっぱいあって、ってな感じございますよ!」と本作の面白さを二人がものすごく熱く語ってくれ、観る前のお客さんたちも大喝采だった。

文/村北恵子

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