• 現場では上地君が上司?『前田建設ファンタジー営業部』公開中!小木博明&上地雄輔対談
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2020.02.03

現場では上地君が上司?『前田建設ファンタジー営業部』公開中!小木博明&上地雄輔対談

『前田建設ファンタジー営業部』小木博明さん&上地雄輔さん対談より。

前田建設工業株式会社が、永井豪原作のTVアニメ『マジンガーZ』に登場する「マジンガーZの地下格納庫を実際に作ってみたら」という事をWEB企画として試みた実話が、この度、映画化され『前田建設ファンタジー営業部』が1月31日(金)より公開した。
そこで本作にて、主人公で冷静な若手社員ドイ(演・高杉真宙)の先輩にあたる、優柔不断なベッショ役を演じる上地雄輔さんと、その上司で熱血なアサガワ役のを演じる小木博明(おぎやはぎ)さんにお話を伺った。

<上地雄輔 Profile>
1979年4月18日生まれ。神奈川県出身。アーティスト活動をするときは遊助名義。1999年、俳優デビュー。2008年、音楽ユニット「羞恥心」のメンバーとして活動後、2009年3月、遊助としてソロデビュー。2019年ソロ活動10年目を迎えた主なドラマ出演作は、『ハケンの品格』(07)、『ROOKIES』(08)、NHK大河ドラマ『天地人』(09)などがある。主な映画出演作は『クローズ ZERO』(07)、『のぼうの城』(12)、『モグラの唄』シリーズ(14・16)、『新宿スワンII』(17)、『君の膵臓を食べたい』(17)などがある。

<小木博明(おぎやはぎ) Profile>
1971年生まれ、東京都出身。お笑いタレント、おぎやはぎのボケ担当として、バラエティ番組やラジオなどでマルチに活躍。メガネをトレードマークに独特のスタイルの漫才やコントで幅 広いファン層から支持を集めている。主なテレビドラマン出演作は、現在放送中の『G線上のあなたと私』(19)などがある。現在のレギュラー番組として『ゴッドタン』(TX)『おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ)などがある。


——今回少し想像しづらいのかなと思ったのですが、最初にお話しが来たときはそれぞれどう思われましたか?


小木 僕は、こんな難しい話、無理だよって思いまして。専門用語が多そうだし……恋愛もんじゃないのかよって思って。

上地 ないよ(笑)。

小木 いや、恋愛もんのね、パパだったらまだね、やっていけるんじゃないかと思ったんですけど。話しを聞いたら社員の話だと。建設会社だし専門用語多いし、ちょっと出来そうもないなと思って、まず一回ちょっと考えさせてもらいました。

——あ、そうだったんですか。

小木 だって、下手に引き受けるのも相手に対して迷惑だし。難しそうだなと思いまして。でもいろいろ読んでいくうちに、発想的にも面白いじゃないですか。最終的には受けさせていただいて。“全力”でやらせていただきました!

——確かに全力でした! すごく面白かったです。上地さんはいかがでしたか?

上地 僕は……今回の話の前に一回小木さんと一緒になったよね?

小木 何かで一緒だったよね。

上地 そこで聞いたとき、小木さん、やる気がなくて…

小木 (笑)その時はまだ、俺もちょっと不安だったんだよ。

上地 不思議なもんで、お互い一応40過ぎまでやってきてるんですけど、バラエティとかでもあんまり共演したことなかったんです。本当に1、2回……横とか斜め後ろとかにいたとかぐらいで。

小木 大人数の中での何かでガッツリ絡んだことなくて。

上地 急にいっぱい会うようになって。プライベートでもいろいろお世話になったりとかするようになったんです。それで、この作品入る前、一緒になったとき「嫌なんだ」みたいな感じだったんですよ。

小木 嫌だなんて言わないよ(笑)。まぁ、ちょっと、すごい不安になっててね。

上地 「長セリフとか俺ホント無理だから、よろしくね」って言われて。その後に監督とスタッフさん、プロデューサーの方たちが楽屋に来て、「ほんっとにお願いします。小木さん長セリフとか難しそうなので、上地さんにお願いすることたくさんあると思うんですけど、引っぱっていって下さい」って急に重いものを背負わされて。僕からも小木さんが不安がってたことは伝えておいたんです。
でも最初のホン(脚本)読みの時に、めちゃくちゃ面白かったんで、絶対面白い作品になるなとは思ってました。

——そんなに不安だったんですか?

小木 ヤバかったです。

上地 でも、ちゃんとセリフ覚えてきて……当たり前なんですけど(笑)。

小木 ホン読みの時、皆にお会いするじゃないですか、その時、役者さんだらけですよ。もうガチガチですよ。

上地 (食い気味に)ウソつけ(笑)!

小木 いやある意味ガチガチです。そこに、そんなにお会いしたことはないけど、おバカタレントの上地くんがいて……うわ、助かったと思って(笑)。

上地 止めなさい(笑)。でも本当にこの人のセリフがドカッと僕の所に来たんですから(笑)。このセリフ、俺じゃなかったですよね、みたいな。

小木 こっちもホントにセリフが多すぎたから、事前に監督にもうちょっと減らして下さいって。

上地 そんな人います(笑)?

小木 違う違う、迷惑を掛けちゃうから。

上地 いやいやいや(笑)。

小木 俺は自分のためじゃなくて…

上地 皆のためを思って、ね。

小木 そう。俺はやりたいんですよ、本当は自分で。

上地 (笑)ずるくない? それ?

小木 だけど、自分のキャパを超えちゃってたらお終いじゃないですか。

上地 なるほど。

小木 時間もね、伸ばしちゃいけないし。だから、その分上地くんにお願いして。

上地 本当に台本開いたとき、「ふざけんなよ」って思いました(笑)。

小木 フフフフフ(笑)

上地 めちゃくちゃ説明セリフが多くって。「(小木さんが)これ大変だねぇ」とか言って来て、あんたのセリフが入ってんだよって(笑)。

小木 (笑)、いやでも、素晴らしかったですよ、本当に。

文/村北恵子