• 『ポッピンQ』クラウドファンディングのリターン品お渡し会が開催、宮原直樹監督からは「project20」への意気込みも
  • 『ポッピンQ』クラウドファンディングのリターン品お渡し会が開催、宮原直樹監督からは「project20」への意気込みも
2020.02.17

『ポッピンQ』クラウドファンディングのリターン品お渡し会が開催、宮原直樹監督からは「project20」への意気込みも

『ポッピンQ』キャラクターデザイン・黒星紅白による「project19」描き下ろしイラスト

2019年10月28日にクラウドファンディングの募集を開始し、11月末までの期間に実に1200万円を超える支援総額を集めたことでも話題となった、『ポッピンQ』の完全新作ショートストーリー(短編小説)を制作するプロジェクト「project19」。その後は着々とリターン品の制作が進行していたが、2020年2月8日(土)に東京都内でそのお渡し会イベントが、参加権を有する120名に対して2回に分けて開催された。

『ポッピンQ』は、東映アニメーション60周年記念作品として2016年12月に公開されたオリジナルアニメーション映画。卒業を間近に控えた中学3年生の小湊伊純をはじめとする5人の少女が“時のカケラ”を拾い“時の谷”に迷い込み、それぞれの悩みを抱えた少女たちが異世界での冒険を通じて葛藤を乗り越え、少しだけ足を踏み出すことができるまでを描く爽やかな成長物語。“時の谷”を守り元の世界に戻るために、5人が心をひとつにして踊るダンスも見どころのひとつだ。

「project19」で制作されたショートストーリー(短編小説)は作家の三萩せんやが執筆。当初は、伊純、蒼、小夏、あさひ、沙紀の5人のヒロインたちそれぞれの「その後」を描く「高校生編」5編の収録を予定していたが、「ポッピン族編」「レノ編」が追加され、全部で7編が制作された。

お渡し会の参加者は、宮原直樹監督からリターン品が手渡されると同時にサインと握手までしてもらえるという、ファン冥利に尽きるイベント。取材したのは2回のうち1回目だったのだが、約70名の参加者が訪れ、開始前から会場は静かなうちにも熱気に包まれていった。宮原監督は、当日リターン品に添えて渡されたお礼状にも書かれた言葉を引用しながら開会の挨拶を行い、お渡し会がスタートした。

▲『ポッピンQ』宮原直樹監督
▲宮原監督による支援者へのお礼状
▲ネクストステージブック6冊が収納できる化粧箱付きのコンプリートセット
▲サインを入れていく宮原監督

文/小田サトシ

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