• 『Clover wish』ジャケットの秘密! 実はどエモいジャケットだった!
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2020.02.14

『Clover wish』ジャケットの秘密! 実はどエモいジャケットだった!

『Clover wish』ジャケット (C)平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

先日公開された、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の「ChamJamキャラソン発売記念! 平尾アウリ&寺田悠輔 対談」が行われた際に、平尾先生が『Clover wish』のジャケットの絵に関して寺田さんに質問する場面があった。だが実はこの絵の謎は、第6話に隠されているということで、対談公開時にはカットしていたのだ。

第6話が放送されたので、ここでその謎を公開する。



平尾 『Clover wish』のジャケットの絵は、なんでこの絵なんですか?

寺田 この曲は未来のChamJamの曲で、武道館に行ける実力がついたChamの曲なんです。なので、第6話で「みんなで武道館に行こう」と決めたあの場所、あのシーンから取っているんです。

平尾 そうなんですか! そんな意味が、へえ~!


寺田 「少し成長したChamJamが決意を固めた思い出の場所に戻ってきた」的な一枚になっていたらエモいかなと思いまして。

平尾 そこまで考えられて作られていたなんて、すごいですね、感動します!

寺田 6話の回想のシーンも、3話ラストの電車の中のシーンと同じように、劇伴は映像に合わせて後から曲をつけるフィルムスコアという手法をとっています。TVアニメは映像ができる前から曲を作っておいてそれを切り貼りして使うことも多いのですが、フィルムスコアはそのシーン専用に音楽をつけるという、映画に多い手法です。このシーンも音楽のおかげで説得力が増していて、素敵なシーンになってるんじゃないかなと思います。


平尾 映像と音楽がピッタリあってますね。素晴らしい。

寺田 映像に合わせながら途中で楽器の数を変えたりしやすいのも、フィルムスコアの強みの一つだと思います。

平尾 このシーンのため、このシーン用の音楽なんですね。格好いいです。

寺田 そのシーンをジャケットにしました。

平尾 このお話を聞くと、どエモいですね。

寺田 どエモいジャケなのでぜひ。


なぜこの絵がジャケットなのか? そう思っていた方も多いのではないだろううか? 予想通りだった! という方もいらっしゃるかもしれません。『Clover wish』のジャケットにはこんな理由が隠されていたのだ。作品愛に溢れるスタッフの仕事ですね。



(C)平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

文/阿部雄一郎

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