• こんなに大変なことだったのかと…主演・押田岳『ゲイツ、マジェスティ』完成披露上映会舞台挨拶レポ!
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2020.02.19

こんなに大変なことだったのかと…主演・押田岳『ゲイツ、マジェスティ』完成披露上映会舞台挨拶レポ!

左から、兼崎健太郎さん、紺野彩夏さん、板垣李光人さん、奥野壮さん、押田岳さん、戸谷公人さん、、木ノ本嶺浩さん、村上幸平さん、諸田敏監督。



次に宮島さんが「板垣さん、紺野さん、兼崎さん、皆さんはやっと映画館で上映される『ジオウ』に登場となりましたけども、いかがでしたか?」と訊くと、板垣さん「そうですね、言い方はアレかも知れないですけど、さすがに次は出るだろう…と(笑)」。兼崎さんは「映画になると必ず三人ともそろってどっか出かけるもんね」と振り、紺野さんが「そうだよ。でも、李光人と私、白倉(伸一郎/東映プロデューサー)さんに冬映画出たいんですけどって言ったのにダメだったんですよ(笑)。だから、本当にやっと出られてうれしいです!」と明かすと、お客さん達からおめでとうの拍手が贈られた。

レジェンドライダーの村上さん、木ノ本さん、戸谷さんに再度演じてみた感想を尋ねると、木ノ本さんと戸谷さんがちょうど(当時)10年ぐらい前だったと言っていると、村上さんが「僕、17年ですけど。毎年9月13日(カイザの日)に…草加を演じてたりしてたんで、草加を演じることには自信があったんですけど、ある時ゲームのアテレコをしてファンの方から『似てないんだけど』って言われて…」と話し、場内大爆笑!
さらに「ちょっと待て、似てないってどういうことだ! って。俺本人だし、カイザ村上だよって」、すると皆から「カイザ村上って(笑)」と突っ込まれさらに笑いが起きた。そんなこともあり、今回村上さんは以前演じていた草加雅人という役にもう一度向き合って丁寧に演じたと話してくれた。

木ノ本さんは「僕はちょこちょことVシネには出させていただいたりしていて、ただ10年振りにこの格好で舞台挨拶をするとは思ってなかったので。実はこれ、10年前の衣裳をそのまま使ってます。自分に合っているので着心地も良いですし、着ていると気持ちもパキッとします」と照井竜を演じることについて明かしてくれた。
戸谷さんは「TVシリーズも、ほぼ準レギュラー化して(笑)、出させていただいたので。でも本当にライダーの現場って特別ですごい楽しめました。当時は結構いっぱいいっぱいで、スケジュールもですが自分自身一杯一杯なところがあったんですけど、10年振りということで良い意味で気楽に楽しめたかなという感じがしました。今回ね、(門矢)士がいなかったんでちょっと寂しかったですけど、すごい楽しめました」と相棒についても触れながら話してくれた。

諸田監督に本作でやりたかったことどを尋ねると、「全体的にはただの高校生の話なんでシンプルに撮ろうかなとシンプルになれば良いかな〜という風には心がけていたんですけど。現場でもほとんど『高校生だよ〜〜』っていうようなことしか言ってなかったと思うんですよね(照笑)。たまに出るんですよ、ちらっと未来人のゲイツとかが。押田だけじゃないですけども」と話すと、奥野さんが「僕、相当言われました(苦笑)」と明かし、諸田監督も「そうそうそう(笑)」と相槌を打ちつつ、「でも同一人物ですよね、同一人物で違う設定を演じるって普通無いと思うので、これからも恐らく無いと思う。それが高校生ということもあって、キャピキャピじゃないですけど楽しくやれてたのかなぁと思って。その楽しさが画に出てればいいなぁという風に思ってはいました」と。するといま観たばかりのファンから大きな拍手が起きた。

文/村北恵子

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