2020年3月、インターネット上でにわかに注目を集めた妖怪アマビエがダンボール製の立体パズルとなった。
時は江戸時代、弘化3年(1846年)。肥後国(熊本県)において海中に棲む「アマビエ」と名乗る妖怪が現れ、「当年より6年の間は豊作が続くが疫病が流行るので自分の姿を写して人々に見せよ」と告げて海中に消えたと言い伝えられている。
そして2020年2月末、とあるインターネットユーザーが新型コロナウイルス沈静化を願ってアマビエの絵を描いたことをきっかけに、プロアマ問わずアマビエのイラスト、漫画、立体物が数多く製作された。3月末現在、その動きは海外にも広がっている。
今回の立体パズルは国東時間のFLATS(フラッツ)シリーズの新製品。
立体イメージをCTスキャンのように輪切状に切断・分解して、それらを再構築するダンボールクラフトだ。
個々の部品は細密レーザー加工によって切り出されており、組み立ては接着剤不要で簡単。素材はダンボールを主な材料としており、エコフレンドリーな商品として評価が高い。
FLATSアマビエは全高約7.7センチ、パーツ数は44個。ナチュラル、白、緑、赤の全4色。
頭が大きめの2頭身にデフォルメされており、アマビエの特徴であるひし形の目やクチバシ、3本の足もしっかり再現されている。
販売は3月27日より、FLATSの
ネットショップで行われる。
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