• 小林星蘭が語る! 『映画おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ』の魅力
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2020.08.10

小林星蘭が語る! 『映画おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ』の魅力

小林星蘭さん (C)Troll/POPLAR (C)2020東映まんがまつり製作委員会


――『若おかみは小学生!』ももう2年前になりますね。

小林 そうか…2018年ですか。2年前。本当につい最近っていうイメージがあります。あのとき中学校2年生で、今はもう高校に入りますからね。時の流れが怖い! そうなると『若おかみ』のTVアニメのほうを録ったのが中学校1年、オーディションを受けたのが小学校6年生とかだったと思うので、だいぶもう時間が経ってるんですね。

――おっこもわりとハードな境遇で、難しい役でしたよね。

小林 そうですね。あれは自分の中でも大きい作品だったし、劇場版でおっこちゃんが最後のほうでボロボロ泣いちゃうシーンは、それまでTV版をずっと録ってきた思いや気持ちが入り込み過ぎちゃって、収録のときに本当に涙を流しながらやったりしていました。懐かしいですね。

――今回のおしりたんていで、『若おかみ』のときにはできなかったけどできるようになった、あるいは逆に『若おかみ』の経験が活きた、というようなことはありましたか。

小林 走るシーンなんですけれど、おっこちゃんのときはだいぶリアルに過呼吸でゼエゼエしながら、本当に人が走ってるときみたいに演じることが多かったんです。でも今回、最初の走ってるシーンは台本に「ホッホッホッ」って書いてあったんです。最初はそういう感覚でも息をちゃんと混ぜながらやったんですが「そのまま『ホッホッホッ』って言っちゃっていいよ」って言われて。それは自分の中で新しい感覚でしたね。「ホッホッホッ」って実際に言って、動きを大げさにわかりやすくするのもあるんだなっていうのは、今回勉強になったことです。そこは自分の中で戸惑いがあったんですけど、これはやるしかないと思って頑張りました。

――今までの出演された作品の中では一番、小さな子どもたちが見る作品になるでしょうから、わかりやすさは重要でしょうね。

小林 『若おかみ』は小さい子向けだと思っていたら、だいぶ大人の方にも見ていただいていました。今度は小さい子たちにもお母さんたちにも、ぜひご家族で観ていただきたいです。

――今回の映画で、特に小さい子たちに注目して見てもらいたいポイントはありますか。

小林 テントウムシ遺跡のお宝って一体何なんだろうっていうのも、想像を膨らませながら楽しんでほしいなと思います。


■小林星蘭(こばやし せいらん) Profile
2004年生まれ。東京都出身。子役俳優として活躍する一方、アニメ『スペース☆ダンディ』(2014年)のゲストキャラクター役で声優デビュー。『若おかみは小学生!』(TV版、劇場版ともに2018年)の主人公・関織子(おっこ)を演じ、高い評価を得た。

(C)Troll/POPLAR (C)2020東映まんがまつり製作委員会

ライターぬのまる

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