• 最終話の『♡桃色片想い♡』はデュエット! ChamJamがステージで歌った曲はメインテーマだった!
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2020.04.03

最終話の『♡桃色片想い♡』はデュエット! ChamJamがステージで歌った曲はメインテーマだった!

(C)平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

『推し武道』音楽インタビューを連載してきましたが、その第1回目、えりぴよ役のファイルーズあいさんと寺田悠輔プロデューサーの対談時に、話は盛り上がり、最終話のお話までいただいていたんです! 当然ネタバレが過ぎるので、最終話が放送されるまで取っておきました。必ず最終話を観てから、お読みください!


寺田 最終話では、今まで以上に音楽的な仕掛けがいろいろあって。最終話のサブタイトルが「推しが武道館いってくれたら」なんですけど、せとうちアイドルフェスのステージでChamが初めて歌う曲が『私たちが武道館にいったら』っていう曲で。オタクの気持ちが乗ったサブタイトルに対する、Chamからのアンサーソングになっているんですね。劇伴の日向さんが作ったメインテーマのアレンジ曲になっています。サントラではメインテーマが『推しが武道館いってくれたら死ぬ』というタイトルになっているんですけど、デモの段階では『好きになってほしい気持ち、応援したい気持ち』というタイトルでした。「推しを応援したい」「推しを他の人にも好きになってほしい」というような感情が、このメインテーマに込められています。

▲サントラ試聴動画(9:02から11:10までが、メインテーマから始まる該当箇所になります)

>>>公式Twitter内『私たちが武道館にいったら』

ファイルーズ 私は今までは、自分が推す側だったんですけど、声優になって、いろんな方からお手紙をいただくようになって、推される側になった時に、言葉にもできない嬉しさがこみ上げて、人から愛されるって、こんなに嬉しいことなんだって。なので私も、推してよかったって思ってもらえるような人間になろうって、今この曲を聴いて改めて思いました。

寺田 このメインテーマをモチーフに、他にもいろんな曲が作られていますし、監督にもメインテーマを様々な場面で使っていただいたので、皆さんの印象にも残っていたら良いなと思います。

ファイルーズ なんか聞くだけで泣けてきますね。私がファンレターを読んでいる時に、心の中で流れているのは、こんな感じの曲です! ちょっと元気にない時に読むと、「応援されてる!」って元気が出るんです。

寺田 メインテーマは「シンプルなフレーズの繰り返し」というのを発注の時からお願いしていたんです。というのも、この作品って、最初から最後まで、テーマが変わらないと思うんですね。「推しがいて、好きだから応援する」という気持ちが最初にあって、それは最終話まで変わらず、その気持ちを再確認して終わるんです。なので、同じモチーフを使いつつ、アレンジで少しだけ形を変えて、何回も出てくる。そんな積み重ねの印象が出せればと思って、日向さんにご相談しました。最後の劇中歌も、メインテーマモチーフだと気づいていただけたら良いなと思っていました。

ファイルーズ これは鳥肌ものですね。コール入れるなんて野暮ですね。

寺田 ライブ中にオタクの声を乗せるような形も検討されていたんですが、やはりライブ後の方に移動させことになりました。ここに乗せるのは雰囲気的に違うのでは、という話になり(笑)。

ファイルーズ (笑)

寺田 あと劇伴で言うと、AパートラストのChamが団結する場面と、Bパートラストのえりぴよと舞菜の特典会の場面を、フィルムスコアリングで作っています。全話通して、『私たちが武道館にいったら』も含めるとフィルムスコアで7曲作っているんですけど、そのうち3曲を最終話に持ってきました。

ファイルーズ すごいですね。鳥肌が広がってきました。

寺田 そのまま、デュエットの『♡桃色片想い♡』に突入するのもエモいですよね。

ファイルーズ そうですよね。日菜ちゃんがすごく成長しているんです。第1話ではすごく緊張していましたが、アフレコで毎週会っているうちに、みんなとも打ち解けて、より舞菜を理解して引き出しも増えていって、最終話では、日菜ちゃんの持っている舞菜らしさが、特にたくさん詰まっているので、観た方も「一生好き!」ってなちゃうかも! って思いました。

寺田 チェキも第1話よりは近づいて撮れるようになってますし、今まですれ違っていた、えりぴよと舞菜の距離が、少しだけ縮まっていますよね。

ーーデュエットもして、少しだけ両想いに近づいたということかもしれません。


(C)平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

文/阿部雄一郎