• 『推し武道』全話放送を終えて 山本裕介監督インタビュー:後編
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2020.05.20

『推し武道』全話放送を終えて 山本裕介監督インタビュー:後編

(C)平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

エモくて、可愛くて、ちょっとおかしなアニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』。全話放送が終了したところで、山本裕介監督のオリジナルロングインタビューをお届けしましたが、後編では、アニメ公式Twitterで募集した監督への質問の回答をたっぷり掲載します! 


――ではここからはTwitterで募集したみなさんからの質問にお答えいただきたいと思います。まずは、
「エンディングでJR中条駅らしきものが映るシーンがありますが、作中では特に出てこなかった駅のシーンだと思います。なぜ中条駅にえりぴよが立っていたのかが気になります。えりぴよが勤務するパン工場の最寄りの駅とかなのでしょうか?」

山本 バイト先のパン工場がどこにあるかは、実ははっきり決めていないんです(笑)。なぜ中条駅かというと、第2話のガールズフェスをやったイベント会場の最寄り駅だったからですね。エンディングのコンテ演出を頼んだ大脊戸(聡)君に、「使える風景があったら使って」といって大量のロケハン写真を渡して、その中からチョイスされたのがあの駅だったということです。あえて説明をつけるなら、ガールズフェスに行った帰りにランウェイの舞菜の姿を反芻しているえりぴよ。そんなイメージかなと思っています。
だから中条駅である理由としては、駅のホームからの景色がいい感じだったというのと、一応本編にもゆかりがある場所だから、ということになりますね。

――なるほど。次の質問です。
「今回のアニメで登場したシーンで「監督が思う”推し場所”(お気に入りの場所)」を教えてくださいますか。」

山本 取材をしていて「西川緑道公園」が一番印象的でした。岡山市を表現する上でここは欠かせないと思いましたね。水路沿いに南北に長く伸びた公園なんですが、味のあるスポットがたくさんあるんです。第5話ラストで眞妃とゆめ莉が握手をする遊歩道、第10話で文がLINEをしている東屋など、いろいろな場面で使わせてもらっています。

――写真もたくさん撮ってきているのでしょうか。

山本 そうですね。コンテマンにもデータを渡して、この辺りをどんどん使って欲しいという話をしました。

――Chamがいつもライブをやっている地下のライブハウスは、本当にあるんですか。

山本 岡山のご当地アイドルさんがライブをやる劇場の入り口が、ああいう形だったんです。地下へ降りていく階段がすごく良くて、第1話の灼熱地獄のシーンにぴったりだと思いました。道路や対面の景色はアレンジしてますが、MKキャンディの外観はほぼそのままのイメージで使わせていただきました。ただし、地下に降りてからのホワイエやステージは東京にある別のライブハウスを元にしています。

文/阿部雄一郎

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