• 絶対に二度見たくなる! 11月公開『モンスト映画』を水樹奈々が語る
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2020.07.03

絶対に二度見たくなる! 11月公開『モンスト映画』を水樹奈々が語る

▲アーサー(声:水樹奈々) (C)XFLAG

――水樹さんの演じるアーサーは、前作『エンド・オブ・ザ・ワールド』で初めてルシファーと出会いましたが、この二人の関係性はどのようなものだと思われますか?

 

水樹 何でしょう……。絶対この後二人付き合っちゃうよねみたいな感じでしょうか(笑)。阿吽の呼吸感というか、お互い多く語らずともフォローしあえる、うらやましいコンビだと私は感じています。刃を交えることで、そこから伝わるものがあるんだと思います。この後、一緒に時を過ごしていけば、きっと二人は最高の友達になれるんだろうと思わせてくれる関係性ですね。離れていても繋がっているというか、二人には何かそんな深い繋がりがあるような気がしています。

 

――言葉はあまり交わさないけれど、戦いを通して分かり合えるものがあるのですね。

 

水樹 そこが他のキャラクターと違う部分だと思うんです。アーサーとルシファーだからこそ分かり合えるものがあるんじゃないかなって。もちろん、他のキャラクターもルシファーと対峙するのですが、特にアーサーと向き合った時のルシファーは、感情の昂り方がちょっと違う気がするんです。孤高の存在同士だからこそ分かり合える部分があるというか。黙して語るというか。そういう関係性が、激しいバトルの中でも垣間見えるので、すごく良いなと思いながら演じていました。

 

――日笠さんが演じているルシファーについてはどんな印象をお持ちですか?

 

水樹 色々な作品で共演しているからこそ呼吸感も自然と合って、気持ち良いテンポで演じられました。なんか陽子ちゃんの空回り感というか、素直になれないところとか、強がっちゃうところとかが、ルシファーと似ていて、ぴったりな配役だなと(笑)。ルシファーを保護者的に見守るアーサーというのも、私と陽子ちゃんの関係性と近くて、キャラクターとシンクロしている気がします(笑)。

 

――今作はバトルシーンがかなり多いですが、アフレコもかなり熱量の高いものになったのでは?

 

水樹 みんな汗だくで絶叫していました。収録自体は冬に行ったのですが、寒い時季なのにスタジオは常夏みたいな(笑)。こんなに終始バトル満載な映画ってあまりないと思うのですが、全身全霊で演じたという言葉がぴったりな仕上がりになっています。そんな中、ルシファーだけは強いので、淡々としていて。私達が「うおーっ!!」と必死に叫びまくっている中でも、「ふっ」と一発で飛ばしたりするので、「ずるい! うらやましい!!」と話してました(笑)。丸一日の収録で、へとへとだったのですが、お弁当にスタッフさんが高級焼肉弁当を準備してくださって! 「嬉しい! 生き返るね!」と、みんな、お肉でパワーチャージしていました。特に今作は、オラゴンが大活躍するのですが、マイク前でずっと絶叫するオラゴン役の福島潤さんの後ろ姿を見つめながら、みんなでこぶしを握り締めて、頑張れー!と祈りをささげてるような空気に包まれていたのが印象的です(笑)。

▲ルシファーと対峙するアーサー 

アニメージュプラス編集部

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