絶対に二度見たくなる！ 11月公開『モンスト映画』を水樹奈々が語る

――いつもバトルシーンが多い『モンストアニメ』ですが、今回もずっと戦っていたわけですね。

水樹　とにかくずっと戦っていました！　アクションシーンが本当にすごいので、劇場で見るとものすごい迫力だと思います。だからこそ、絶対に劇場で見ていただきたいですし、私も見に行きたいです。

――今回印象に残ったセリフやシーンはありますか？

水樹　私はわりとすぐにだまされちゃう系の視聴者なので（笑）、今作は、「え！ そうだったの⁉」と驚きの連続でした。まさかそこに繋がっているなんて！ というような大どんでん返しが何度も起きますので、是非見終わった後にもう一度見返してほしいですね。全てを知った上で見ていただくと、あるキャラクターの発言が最初に見た時とはまた違った意味で聞こえたり、最初はAという意味で受け取っていたけれど、本当はBという意味だったんだ！ というのが分かるので、面白い発見がたくさんあると思います。あっ……、これ以上言うとネタバレですね（笑）。とにかく、緻密に計算されたストーリーになっています。印象に残ったシーンと言えば、やはりアーサーとルシファーの激しいバトルシーンです。色々なものが詰まっているシーンなので、特に注目していただけたら嬉しいです。ルシファーを説得するために、アーサーが想いを爆発させて戦っているシーンは、思い入れも強いです。

▲アーサーVSルシファー　（C）XFLAG

――ちなみに、前回インタビューさせていただいた時には、５人のヒーロー（ルシファー、アーサー、ソロモン、ノア、パンドラ）の中で理想のキャラクターはアーサーとお答えいただきましたが、今作でも変わらず？

水樹　やっぱりアーサーですね！ 自分の演じるキャラクターはすごく愛おしいです。アーサーは、ルシファーとは違った意味で素直になれないというか、生真面目で実直な人なんです。側にいるとすごく頼りがいのある、リーダーシップをとれる人なのですが、真っ直ぐすぎるあまり、民の為、仲間の為となると周りが見えなくなるところもあって……。でも、そういうところも可愛らしいというか愛おしいキャラクターだなと。今回、ブリタニア（アーサーの治める国）が襲われるのですが、その時も尋常じゃない怒りをぶつけていて。ここまで心の底から民を思って国を治めている王様ってすごく素敵だなって思います。現実の世界にもいてほしいなって（笑）。５人のヒーローに共通していることではありますが、自分のことよりも人の為に動ける人はすごくかっこいいですし、やっぱりアーサーの真っ直ぐさというのが私は好きです。