• 公開延期で楽しみアップ! 11月公開『モンスト映画』を日笠陽子が語る
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2020.07.04

公開延期で楽しみアップ! 11月公開『モンスト映画』を日笠陽子が語る

▲ルシファー(声:日笠陽子)

――将来的に一緒になるライバルという表現、すごくしっくりきました(笑)。今作はアフレコもかなり熱量が高いものになったと伺っています。いかがでしたか?

 

日笠 それが……。

 

――あ! ルシファーは強いからそんなに叫んだりはしなかったのでしたね!

 

日笠 そうなんです(笑)。私は叫ぶシーンがとても少なくて……。プロモーションビデオでは結構ルシファーが叫んでいるように映っているのですが、これに私が叫んでるシーン全部出ちゃってるなって(笑)。叫ぶシーンは本当にあれくらいで、後はもう、全部軽くあしらう感じだったんです。今回は本当に省エネの収録でした。出番の多いオラゴン役の福島潤さんは、ノドをガラッガラにしながら演じていらっしゃって。私はそれを頑張ってください!って感じで後ろから見守っていました。でも、収録自体は、結構時間がかかって、2日に分けて録ったにも関わらず、両日とも丸一日使ったので、かなりみっちりしっかり作り込んだなって感じはありますね。何より、今回高山みなみさん(カエサル役)とご一緒することが出来て、関わるシーンも多かったので、「役得~!」と思いながら演じていました。『モンストアニメ』の凄いところって、ベテランの声優さんたちを絶妙な配役で惜しげもなく使うところだと思うんです。先輩方のお芝居を目の前で見られる機会はあまりないので、私はツイているなって思っていました。
▲仲間を止める為に走るオラゴン

 

――『ルシファー ウェディングゲーム』の時の置鮎龍太郎さん(ケテル役)もすごかったですよね。

 

日笠 置鮎さんとは二人でずっと録っていたのですが、『モンストアニメ』の現場って基本ずっと叫んでいるし、ディレクションも結構熱が入っていて、時間が長くなる傾向があるんです。それだからか、出演者同士でなんか一体感が生まれて、「これ終わったら飲みに行こうね!」という感じになるんです。今回、高山さんともそんな感じになって、その日は終わり時間が遅かったので、次の収録の時に行きましょうとお話したのに、別日だったんです……。置鮎さんともそんな感じなので、お二人とも、また今度お会いすることができたら、私からお誘いしたいなと思っています。

 

――アフレコでは、焼肉弁当も出たと聞きましたが。

 

日笠 水樹さんから聞いたんですか(笑)⁉ 2日目は焼肉に加えてお寿司も出たんです。『モンストアニメ』を作ってくださっている制作会社さんが、お弁当は豪華にしてテンション上げていこうっていう素敵な方針のところで。ずっと肉と米ばっかり食べていましたね(笑)。

 

――今回、特に印象に残ったセリフやシーンはありますか?

 

日笠 今作のタイトルにルシファーとついてはいますが、今回の本当の主役はオラゴンだと思うんですよ。オラゴンがルシファーを止めようと走るシーンがあるのですが、転ぶ姿も可愛いんです。てんころりんてんころりんって感じで! 人間たちが出ていた第一期の『モンストアニメ』から福島さんはオラゴン役で出ていらっしゃって、作品に対する思い入れが強い方なので、一度詳しくお話をお聞きしたいなって思っています。

 

――ちなみに、前回インタビューさせていただいた時には、5人のヒーロー(ルシファー、アーサー、ソロモン、ノア、パンドラ)の中で理想のキャラクターはアーサーとお答えいただきましたが、劇場版を経て、変わりましたか?

 

日笠 今回の劇場版を見てオラゴンに変わりましたね! 信じ続けるオラゴンが一番ヒーローかもしれないって思うんです。オラゴンの部屋って汚いんですけど、それも何だか主人公の少年っぽくって! ルシファーをもう2年くらいやらせていただいているのですが、これで終わりかと思うとすごく寂しいです。いっぱい言っていたら続編を叶えてくださるかもしれないので、私は言い続けます!

アニメージュプラス編集部

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