• ガンダリウム合金RX-78-2、立つ! ガンプラ40周年特番もチェック!
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2020.07.21

ガンダリウム合金RX-78-2、立つ! ガンプラ40周年特番もチェック!

ガンダリウム合金使用のガンプラが登場(C)創通・サンライズ



◆ガンダリウム合金(ルナ・チタニウム合金)とは
TVアニメーション『機動戦士ガンダム』の劇中において、ガンダムの装甲材質などに使われている、月面で精製されたチタン系合金のこと。
「ルナ・チタニウム合金」は、耐熱・耐蝕・放射能絶縁性に優れているだけでなく、ジオン公国軍MS(モビルスーツ)の装甲材に採用された超硬スチール(鉄)合金に比べて4割も軽量かつ高硬度で、機動性・航続距離などに革命的な進化をもたらしました。加工が難しいうえに高コストのため量産化のハードルが高いという問題もあったが、RX-78-2 ガンダムの初出撃にて、120mmザク・マシンガンの直撃にも耐えながら、ザクを2機撃破したという記録が残されている。
以降もガンダムが多大な戦果を上げたことで、「ルナ・チタニウム合金」の有用性は証明され、終戦後、ガンダムの活躍から、「ルナ・チタニウム合金」は「ガンダリウム合金」と呼ばれるようになった。
※アニメーション上の設定であり、本商品の重量や硬度などとは異なります。


◆地球製ガンダリウム合金の精製
本物への探求の第一歩として、まず「ガンダリウム合金」の定義を検証。
作品の設定上は、この合金は当初の名に「ルナ」が入っていたことから月(ルナ)で採掘された、高純度のチタンを用いたチタン合金とされており、その素材を低重力下である月面で還元精錬することでガンダリウム合金が完成する(諸説あり)。
そのような特殊環境下で精製されたと考えられるガンダリウム合金を地球上で再現するためにはどうしたらよいのか?
素材を精製している高純度チタンとイットリウムは地球上でも入手可能だが、精製の必須条件である月面同様の低重力下での溶解・鋳造を地球上で再現することは不可能だった。


MIM法によってガンダリウム合金を生み出すことはできたが、金属をガンプラという商品へ落とし込むという課題が残る。
一般的なガンプラは、接着剤を使わないスナップフィット方式を採用している。スナップフィットはガンプラにおいて長年培ってきた設計・金型の技術により1987年より採用している方式だ。
「ガンダリウム合金モデル」でももちろん、ガンプラとしてのスナップフィットで組み立てられる製品精度を保った上に、さらに造形・スタイルといった意匠のかっこよさと組み立てやすさが重要となる。
しかし、プラモデルの金型とMIMの金型とでは、成形原料の特性の違いから、従来の製造方法とは大きく異なっており、特殊な技術が要求された。
そのため、ミクロン単位でのトライアンドエラーを重ね、金型の調整・修正を繰り返し、また生産段階でも非常に難易度の高い作業となり、特に釜入れ(焼結)は、製品の収縮率にも個体差が生じるなど別の課題も生じた。
そして釜入れが成功しても寸法確認のために全品組み立て検査を行うなど、ひとつひとつに手間と時間と労力を費やすことになった。これらの工程を経るからこそ、ガンプラであるべきクオリティを保つことができるのだ。
ガンプラ=プラスチックという固定観念を超えてマテリアルを追求した「ガンダリウム合金モデル」は、そこに至る工程までもガンプラの未来につながる極めて重要な試金石となった。

【商品情報】
『ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2ガンダム』


☆特設ページ>>> 

価格:22万円(税込)
発売予定日:2020年7月21日(火)13:00より予約受付開始/2020年12月より順次発送予定
予約受付:プレミアムバンダイ内ホビーオンラインショップhttps://p-bandai.jp/item/item-1000147846/
対象年齢:15歳以上
パーツ数:71(合金パーツ47)
サイズ:全高約125mm
主な材質:チタン合金、ABS、PMMA、PET
<セット内容>
ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム、アクリル台座、ギャランティカード、インストラクションマニュアル(解説書)、コンストラクションマニュアル(組立説明書)

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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