• 『チャージマン研!』のフィルムを救え! クラウドファンディング実施
  • 『チャージマン研!』のフィルムを救え! クラウドファンディング実施
2020.08.03

『チャージマン研!』のフィルムを救え! クラウドファンディング実施

(C)鈴川鉄久/ICHI

伝説の迷作アニメ『チャージマン研!』のフィルムが劣化し、自壊の危機にあるという。
『チャー研』の権利を有するICHIでは、フィルムのデジタルアーカイブ化のためにクラウドファンディングを募集する。

『チャージマン研!』とは、1974年にテレビ放送された1話完結型・放送時間10分のショートアニメ。少年・泉研が光の力でチャージマンへと変身し、地球侵略を目論むジュラル星人と戦う、という内容だ。
極端な低予算と短い製作期間から脚本・作画ともクオリティが高いとは言えず、尺が余って引き延ばしが入ったり、逆に尺が足りなくて展開が唐突だったりとツッコミどころ満載。
長らく忘れられた作品であったが、2000年代後半ぐらいからその珍妙な味わいがインターネットで話題となり、カルト的な人気を獲得するに至った。
「これから毎日家を焼こうぜ!」「たなびたいことがあるんだ」などネットスラングにも『チャー研』由来のものが存在する。

だがこの『チャージマン研!』のフィルム原版が、自壊の危機にある。
フィルムが劣化して酢酸化するビネガーシンドロームという現象が発生しており、このままではやがて映像を再生できなくなるというのだ。

『チャー研』の権利を有するICHIは、これ以上劣化が進行する前にデジタルアーカイブ化を進めたいが、そのための資金が足りない。
そこで今回、ファンから出資を募るクラウドファンディングを実施し、資金を集めたいという。

フィルムをデジタル化する作業は、非常に高度な熟練の技術が必要である。今回は、デジタル化の事業を行う寺田倉庫の協力でプロジェクトが進められる。

以下、関係者のコメントを紹介しよう。

<株式会社ICHI 代表取締役 吉野百子>
創立53年の歩みでは、個性豊かな面々がスタッフとしてナック(現ICHI)に集い、エネルギッシュに制作していた時代の作品として、「チャージマン研!」があります。時代を超えて令和でも、ユニークで強烈な個性に共鳴し、楽しんで頂ける作品として支持頂けている事に感謝しております。
クラウドファンディングによって誕生したHD映像で、制作当時の「ナッククオリティ」を沢山の方々に楽しんで頂けたらと思いますので、是非、ご協力頂けますようお願い致します。

<寺田倉庫株式会社>
私たち寺田倉庫では、株式会社ICHI様をはじめとする多くのお客様の映像や音源に関するコンテンツをお預かりしています。
「チャージマン研!」のフィルム原版は保管開始当初から状態が芳しくなく、室温や温度を整えた保管環境でなんとか劣化を食い止めてきましたが、ここにきて酢酸臭の度合いが増し、いよいよ待った無しの状況となりました。
このままではファンの皆さまが愛して止まない不朽の名(迷)作が永久に失われてしまいます。ぜひ皆さまの力で日本の宝である「チャー研」を後世に残すためご支援をお願いします!

アニメージュプラス編集部