• 『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』井上祐貴インタビュー
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2020.08.07

『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』井上祐貴インタビュー

『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』井上祐貴インタビュー

『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』がいよいよ8月7日(金)に公開される! あらためて主人公・工藤ヒロユキを演じた井上祐貴さんに見どころを聞きした! 


テレビシリーズのラストとは違うヒロユキを楽しんでください

――公開が決定しました。決まったときいたときの率直な感想はいかがですか。

井上 「やっと決まった」という感じであり、うれしかったです。ですが決まってもまだまだ気が抜けないなとずっと思っていました。公開できる日がいつになるかわからず、ただ待つしかなかったのですが、その中でも「楽しみ」と言ってくださる方々がすごくいっぱいいたので、そういう声を聞いたり見たりしていると、僕も頑張れるというか、元気がもらえるといいますか。そういうことを感じた期間でした。

――撮影は、だいぶ前になりますね。

井上 そうですね。(昨年の)9月なので。もうちょっとで1年経ちます。

――当時を思い出して、共演した方々との思い出などはありますか。

井上 いっぱいあります。テレビシリーズの第1話では、一番最初の冒頭シーンからクランクインしました。ドラマへの出演が初めてな上に、お芝居もスポットを当てて撮ってもらうのは初めてだったので、すごく緊張していたんです。ホマレ先輩役の諒太郎さんが、(緊張を)ほぐしてくれたといいますか、やりやすい状況にしようとしてくださっているのをすごく感じて。頑張ろうって思ったのを、よく覚えています。
その後も撮影現場で、常にそういう先輩方に支えられていたなと思います。そしてスタッフさんはもちもん、道具もそうですが、すごくウルトラマンという作品への愛情を感じました。「絶対に妥協しない」、「まあいいや」がない。日々すごいなと思いながら、自分の芝居以外のところでもいっぱい勉強になりました。
劇場版では初めて7人の先輩方と一緒にお芝居をしました。それ以前に、「(テレビで)見ていた人たちだ」という感覚なので、現場でお会いするのが新鮮な感じでした。その中でも皆さんがひとりのウルトラマンとして、主人公として扱ってくださいました。「あの変身バンクはこうだったでしょ」など、いろいろな話をしてくださるのがすごくうれしくて。緊張していたのですが、先輩方に助けていただきながら何とか乗り切った感覚です。

――先輩方とはどんなお話をされましたか。

井上 変身バンクの話や、見せ方の話はいろいろさせていただきました。特にオーブの石黒(英雄)さんは、こだわりがすごく強い方です。「この角度で撮られたらこう映る」ということを完璧に理解してらっしゃる方だと僕は思っています。僕は帽子を被っていて、石黒さんもハットを被っていたので、「帽子の角度はこうがいいよ」といったことも、いろいろ教えてくださり、勉強になりました。

――ハプニングなどはありましたか。

井上 これも石黒さんなんですが(笑)。ニュージェネの主人公がみんな揃って変身するシーンがあるんです。僕だったら「バディ、ゴー」で、それぞれ変身の掛け声をいいながらやるんですが、石黒さんはオーブリングを突き上げたときにそのリングが飛んでっちゃって(笑)。もちろんNGテイクなんですが、飛んでった以外は完璧だったんです。何回もやって「やっと揃った」、「決まった!」って思ったテイクだったんです。僕らは正面しか見ていないので、飛んでいったことに気づいてなくて、「カット!」っていう監督の声が、クスクス笑ってるから、なにかあったのかなって思ったら、オーブリングが落ちてるんですよ(笑)。「飛んじゃった」みたいな(笑)。

――突き上げる時に力が入りすぎたんですね(笑)。

井上 みんな笑ってしまって(笑)。石黒さんも「ごめんごめん、つい」みたいな感じで楽しい雰囲気になったんです。そのシーンの撮影が、僕はみなさんと初めてお会いした時で、とても緊張していたのですが、和らいだというか、とてもいい雰囲気で撮影できました。

――なるほど。みなさんと初めてのシーンが全員一緒の変身シーンだったんですね。あれだけ人数がいると合わせるのも大変ですよね。それぞれのウルトラマンによって変身の行程が違いますから。

井上 僕の「バディ」で合わせて、「ゴー」で一斉に変身するタイミングだったので、すごく緊張していました。オーブリングのハプニングもありながら、その次のテイクでOKだったかな? その後はスムーズにできました。そのかいあって、ツブコン(TSUBURAYA CONVENTION 2019)で一斉に変身したときも、ぶっつけ本番だったんですが、うまくいきました。あの現場があったからこそだと思います。

――井上さんきっかけの一斉変身も、見所のひとつだと思いますが、作品として井上さんのシーンでの見所はありますか。

井上 冒頭です。TVシリーズではヒロユキに後輩ができて終わり、劇場版はそこから半年後が舞台となります。その半年間でヒロユキが、少し違う方向に成長をしていて…イキっちゃうんです。最初は敵を倒して、「強くなったじゃん」と先輩にも言われるのですが、すぐにボロが出ちゃって……という感じの冒頭なのですが、そのシーンのヒロユキがテレビシリーズの最後の雰囲気とは違っていて、違う人物を演じているような新鮮な感覚で、演じていて楽しかったです。そんな工藤ヒロユキを楽しんでいただく為にも、是非もう1回、TVシリーズを観てから劇場版を観て頂くとより楽しめると思います。

(C)円谷プロ (C)劇場版ウルトラマンタイガ製作委員会

文/阿部雄一郎