• 新曲『I will...』は慈愛がテーマです! 藍井エイルインタビュー
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2020.08.15

新曲『I will...』は慈愛がテーマです! 藍井エイルインタビュー

藍井エイルインタビュー

8月12日(水)に発売される、藍井エイルの新曲『I will…』が、TVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』セカンドクールのエンディングテーマとなった。作詞もエイルさんが担当した自信作、ということで、エイルさんのインタビューをお届けします!


作詞は難しかったです


――新曲『I will...』が、『SAO アリシゼーション』のEDテーマということで、率直なご感想をお願いします。

藍井 『SAO アリシゼーション』の一番最初のED(1stクールのEDテーマ『アイリス』)も歌わせていただいていたので、こうしてまた『アリシゼーション』シリーズ、最終章のEDを歌わせていただけるのは、すごく自分にとって本当にうれしいことでしたし、すごく大きなことでした。

――今回は作詞をされていますね。

藍井 台本を先に読ませていただいてから書きました。

――作詞はどのように進めていくのでしょうか。

藍井 いつもそうなんですが、テーマを先に決めます。今回、テーマはわりと早く決まりました。大事な人に寄り添い、共に歩んでいくこと、支えていくこと。「慈愛」という言葉が近いですね。メロディを聴きながらいざ歌詞を書こうと思ったときに、メロディに言葉をはめるには、必ず文字制限が出てくるわけで、制限がある中で書くのはいつも通りなんですが、今回は特に難しく感じてしまって、書き始めるのに時間がかかっちゃいました。

――難しかったというのは、どのようなことでしょうか。

藍井 自分が書きたいと思っているワードと、メロディの数が合わない状態が何度も起きて。そこがすごく難しかったんです。さらに2番になるとメロディ自体も変わっていて、そこでまた合わせないといけないのも、難しかったですね。

――書きたかったワードというのは、どのようなことでしょうか。

藍井 アニメの世界観に当てはめると、ユージからキリトへ向けての言葉というのをイメージしていました。そことリンクさせるには、文字とメロディがどうやったら合うかなっていうのを、何度も言葉を言い換えて置き換えてっていう作業でした。

――作詞されるときは「やるぞ!」と机に向かうタイプですか。 それとも何かをやりながらとか。

藍井 やりながらっていうのが全くできないんです。だからテレビも何もかも消して、ソファの上で縮こまりながらずっと書いています。

――曲を聴くと、サビでドラムの手数が多くなりパンチがありますね。曲を初めて聴いた時の印象はいかがでしたか。

藍井 デモの段階では、もう少しドラムも簡易的だったんです。だからこんなにドラマチックな展開になってなかったんですが、一番最初に聴いたときから、「難しそうな曲だな」と思っていました。「サビはファルセットだったらきれいに歌えるな」と考えていたのですが、いざレコーディングしてみるとアレンジが壮大な雰囲気になっていて、「2番のサビはファルセットだと弱すぎる」ということに気づいてしまい、ファルセットからミックスに戻すっていう、めちゃくちゃ高難易度なことをやり、すごく難しい曲になってしまいました。

――エイルさんの意見で曲が変わったりなどあったりするんですか。

藍井 メロディが変わることはないんですが、強いて言うなら一番最後、シャウトっぽく「ア〜アアア〜」って入ってるんですが、あそこは私が間違えて歌ったのに、そのまま採用されました。

――間違えてというのは。

 デモの段階ではあの部分はなかったんです。作曲・編曲のSakuさんのディレクションで、ここに何か「アア〜」みたいな感じを入れてほしいって言われて、私、聞き違えてFシャープくらいの高い音を出してしまって歌っちゃったんです。でも「これエモーショナルでいいね」ということになって。これはある意味、私が間違ったせいで、今のメロディが作られたっていう感じですね。

――そんなこともあるんですね。1番と2番でメロディが違う部分もあり、歌唱も難しいと思います。

藍井 1番と2番は別の曲だと考えてやっていましたね。2番のBメロからは特にですね。なんか映画のような曲だなって思いました。

――歌唱のポイントは。

藍井 やっぱり、2番サビのファルセットからチェスト、ミックスに戻すっていうところは結構苦労しましたね。今も苦労しています。まだ生まれたての曲なので、もっと馴染ませていかなきゃなって思います。

――ファンの方がカラオケで歌うときに何かアドバイスはありますか。

藍井 男性だったら、たぶんそんなに難しくないと思います。女性だったらかなり辛いと思うので、きっとファルセットで歌ったらきれいに歌えるんじゃないかな。高い所だけファルセットを使ったほうが喉も壊さずに歌えるんじゃないかなって思います。

文/阿部雄一郎