• 展覧会『特撮のDNA-ウルトラマン Genealogy』見どころほか最新情報到着!
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2020.08.18

展覧会『特撮のDNA-ウルトラマン Genealogy』見どころほか最新情報到着!

(C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会


【展示内容(一部公開)】
本展覧会で最も注目されている展示内容の一部がついに公開! ウルトラマンのマスクの変遷や、撮影当時に使用していたスーツなど、本展示の見どころを一部ピックアップし、先行して紹介する。その他の展示内容も一部公式サイトにて公開中だ。

●ウルトラマン 姿形のナゾ?
『ウルトラマン』の撮影には3種類のマスクが使われている。当初はウルトラマンが “しゃべる” 設定だったので、口元が柔軟性のある素材で作られたAタイプを使用していた。しかし撮影が進行するにつれて口~頬のシワが目立つようになり、強度のあるFRPで再製作したBタイプに変更(第14話以降~)。撮影の後期に再度、スーツを作り直す際に口や目元のバランスを調整したCタイプ(第30話以降~)に変更され、現在に至る。

Aタイプ
▲Aタイプ

Bタイプ
▲Bタイプ

Cタイプ
▲Cタイプ

●ウルトラの父とウルトラの母が登場したときの衝撃!
ヒーローにも家族がいたのだ。宇宙警備隊の大隊長であるウルトラの父と、銀十字軍隊長のウルトラの母は、ウルトラ兄弟から実の親のように慕われる存在。ウルトラの父は 『ウルトラマンA』で初登場し、『ウルトラマンタロウ』ではタロウと血のつながる父親として、その勇姿を披露した。

『ウルトラマンA』登場ver.
▲『ウルトラマンA』登場ver.

『ウルトラマンタロウ』登場ver.
▲『ウルトラマンタロウ』登場ver.

●格闘技を得意とする武闘派の上半身
昭和のウルトラマンシリーズで使用されたスーツは、素材の劣化が進み、現存するものはごくわずかだ。本展示品は貴重な当時の姿を保存するため、スーツを補強して胸像化したもの。経年とともにウレタンが劣化して崩れてしまうため、型どりをするか、こうして補強・固定するしか保存の方法はない。
展示:ウルトラマンレオ 胸像
▲展示:ウルトラマンレオ 胸像

●豪州帰りのグレートなヤツ
オーストラリアと合作された『ウルトラマンG(グレート)』の撮影に使用されたミニチュア人形。こうした遠景撮影用のミニチュアやマペット(ギニョールとも呼ばれる)は、サイズ違いや電動で一部を動かせるものなどがあり、用途によって使い分けられた。本展示品はウレタン製だが比較的劣化が少なく、その勇姿を今に伝えている。

展示:ウルトラマングレート ミニチュア
▲展示:ウルトラマングレート ミニチュア

(C)円谷プロ (C)特撮のDNA製作委員会

アニメージュプラス編集部

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