前回触れた『キン肉マン』の画像を無断使用したTwitter投稿の件で動きがあった。
『週刊プレイボーイ』編集部が声明を発表。原作者のゆでたまご氏が「感想を述べ合う必要性以上に作品内容がわかってしまう文章や画像を含んだもの見受けられ、とても悲しくなりました」と発言。編集部も「引用に当たらない、許諾のないスクリーンショットの投稿は著作権侵害にあたります。悪質な著作権侵害、ネタバレ行為（文章によるものを含みます）に対しては法的手段を講じる場合もあります」と述べている。
さらに、『キン肉マン』を『週刊プレイボーイ』より2週間遅れて掲載しているWebマガジンの『少年ジャンプ＋』編集長が、「同じスタンスです」と発言。追いかける形で「2週間ネタバレ駄目ということではないです」と発言しつつも元ツイートは残しているなど、余波も発生している。
悪質なネタバレと悪質でないネタバレ、酷いネタバレと酷くないネタバレの線引きが非常に難しいのは言うまでもない。この問題は今後も議論を呼びそうだ。
さてそれでは10位から1位まで、カウントダウン！
＜9月4日～9月10日＞
【10位】
『鬼滅の刃』「兄妹の絆」「那田蜘蛛山編」地上波ゴールデン初放送！
【09位】
【今日は誰のお誕生日？】9月6日がお誕生日の声優さんは？
【08位】
『夏目友人帳』秋色ニャンコ先生新商品♪ ニャンコ＆トリプルニャンコのミラーや巾着かわいいづくし
【07位】
ホークス参戦！ 「一番くじ 僕のヒーローアカデミア I’m Ready!」発売
【06位】
“チアキ” の美BODYに釘付け!! 資料にも便利なコスチューム素体「figma Styles」
【05位】
「特撮のDNA展」最新展示はウルトラファン必見のアイテム大集合
【04位】
「UCC」より、ムーミン谷をイメージしたコーヒーが発売！ エコバッグ付きギフトセットは9/4から
【03位】
野明もビックリ!? 「パトレイバー」特車二課上司のムックが発売！
【02位】
おお…美しい、あれが南斗水鳥拳!! 白髪と化したレイの生き様を見よ！
【01位】
クワガタとアルマジロトカゲが精密なカプセル玩具に！
9位は声優さんの誕生日に関する記事。この記事、2020年7月23日から基本的に毎日掲載されているのだが、ランクインしてきたのは今回が初めてである。
タイトルの段階では誰の誕生日か分からない形になっており、また記事内でも同じ誕生日の人が複数列記されているため、この日だけランクインした理由は正直、分析しきれていない。
ちなみに誰の誕生日だったかは、記事そのものをチェックしてみていただきたい。
8位は『夏目友人帳』のニャンコ先生の商品情報。『夏目友人帳』は深夜アニメとしては異例の6期＋劇場版まで製作された超人気作。あまり触れてはこなったがランキングにも何度か顔を出している。
1～2年おきぐらいにアニメ化が行われており、現在最後の作品である劇場版が2018年公開だったので、今年辺り何か動きがあるかもしれないし、ないかもしれない。
6位の「チアキ」はアクションフィギュアのfigmaのオリジナルキャラ。水着姿で、頭部を既存キャラクターの首にすげ替えることも想定に入れたと思われるアイテムである。これもまたノンキャラ系と言えるだろう。
3位には90年代作品の『機動警察パトレイバー』、2位には80年代作品の『北斗の拳』の記事がランクイン。それぞれ後継の派生作品があるのである意味現行作品とも言えるが、ここまでの上位にランクインしてくるのは驚きである。長く愛される作品には、やはりパワーがある。
そしてそれらを押さえての1位は、バンダイのガシャポン「いきもの」シリーズの新作情報。ノンキャラカプセルトイ、久々の大躍進である。
「だんごむし」に始まる「いきもの」シリーズは、そのギミックとボリュームから好評を得ていたが、2020年6月に発売された「すずめばち」が更なる人気を獲得。丸まる生物縛りを脱し、平たく言うとハデでカッコいい虫であるスズメバチを題材にしたことがポイントになったと思われる。
それが今度は、さらに一般受け度の高いクワガタと、マニアックなアルマジロトカゲの2面作戦で来る形になる。
生物に版権はないので他社がこれを追うこともできる──むしろスズメバチとクワガタは先行するカプセルトイ商品があった──のだが、バンダイが技術力と販売力で突っ走った場合、太刀打ちできる相手は少ない。「いきもの」シリーズの動向には、今後も注目していきたい。
今回のランキングはいかがだっただろうか。では次回のランキングをお楽しみに。
アニメージュプラス編集部
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