◆シンシア役園崎未恵コメント――作品の印象をお聞かせください。作品のスケールが大きく、物語も面白くて、映画的な印象を受けました。色々な国の人たちが集まり、様々な事件が巻き起こります。
洋画のような作りのアニメーションだなと感じました。とにかく何もかもがお洒落!
――シンシアというキャラクターの魅力を教えて下さい。『セクシークイーン』と言ってはいますが、元々セクシーな訳ではなくて、頑張って作っているようなところがあるんですよね。色仕掛けをしている時と、普段ローランたちと話している時のギャップが好きです。
ローランに軽口をたたいているところや、枝村くんと話しているときに時折見せるお姉さんらしさなど、「実はこの人は良い人だよね」というのが所々見え隠れするところがすごく好きで、そこも魅力的だと思っています。
――最近、「騙された!」と思ったことは? 写実的な女性の絵があって、それは写真だと思っていたら実は絵だったということがありました。絵画を観に行ったはずなのに、ある部屋に入ったら写真が飾ってあって「なんでここだけ写真が展示されているのだろう」と思っていたら全部絵で!(笑)。
その描き込みが凄いと思いましたし、その作家さんは初めから写真のように描くことを狙っていたのか、表現を模索して細かく描写していくうちに写真のような絵に行き着いたのか、気になりますね。
――CASE 3の見所をお聞かせください。CASE3ではシンシアの昔の彼氏が絵描きだったとか、実は女優を目指していたとか、彼女の過去が見えるエピソード。絵や芸術に対する価値観を色濃く出しているお話でもあります。
また色々な人物が、色々な思いを持って今を生きている、というのが絵を通して見える話数でもあって、特に女性側に感情移入をしてしまうとつい泣けてしまうのですが、丁寧に描かれた気持ちの変化や機微を、感じていただければなと。大人の恋愛と愛情の形を、ぜひ見てください。
冬のロンドンを背景に、新たな表情をみせるシンシアの活躍がますます楽しみになるコメント!
そしてシンシアをイメージしたアートワークも公開された。
アートワークを手掛けたのは、人気イラストレーターで本作のコンセプトデザインを手掛ける丹地陽子。
広大な草原の中に佇む女性の姿が印象的なビジュアルは、CASE3のドラマティックな物語をイメージしている。
本編の放送が待ち遠しくなったところで、新シリーズCASE3のあらすじ&先行カットをチェックしよう。
(C)WIT STUDIO/Great Pretenders