• 『ReFlap』制作陣の本気を受け止める~キャストインタビュー前編~
  • 『ReFlap』制作陣の本気を受け止める~キャストインタビュー前編~
2020.10.09

『ReFlap』制作陣の本気を受け止める~キャストインタビュー前編~

▲『ReFlap』のキャスト陣。右から生田鷹司さん、松岡侑李さん、佐香智久さん、天月さん、濱野大輝さん、石井孝英さん、熊谷健太郎さん。

視聴者投票によって、ストーリー展開やCDのユニットが変化する、画期的な試みを続けているコンテンツが『ReFlap』だ。現在は主に、CDのキャラクターソングとミニドラマ、WEBでのボイスドラマ、SNSで作品を展開していて、リアルタイムで展開が変化していく。

謎のオーディション番組『ReFlap』に挑む人生どん底のバーチャルアイドル7人の設定も面白いが、彼らを演じるキャスト陣も歌手・俳優・声優など様々な経歴をもつ。7人のキャストに集結していただき、作品の魅力について語ってもらった。

作りこまれた設定・ストーリー・楽曲
制作陣の本気を受け止めスタートした『ReFlap

――ヤラセなしのYouTubeリアルオーディション番組『ReFlap』。企画を聞いた時の感想はいかがでしたか?

生田 端的に言うと、「すごく面白そう!」でした。キャラクターを演じるアニメやボイスドラマと違って、『ReFlap』はキャラクターを実際に存在するかのように扱うので、最初こそ、不安でもありましたが、『ReFlap』の作品に参加して1年、隼弥がInstagramなどのSNSで活動をしているのを見て、隼弥の声をあてさせていただいている僕が知らないところで、彼が彼として生きている実感をする場面がたくさんありました。そんな「生田=隼弥」ではないところが魅力だなと感じています。

松岡 視聴者投票でデビューのきっかけを手にできる “リアルオーディション番組” という設定ですので、正直厳しい戦いになるんじゃないかなと思っていました。実際に投票が始まると、ドキドキの連続で。初めは自分が演じる陽向が勝ち進んでくれればそれでいいと思っていたのですが、気持ちが変化していったんです。7月に結果が出た2ndVotingでは、1位が隼弥君で、幼馴染の彼が1位を取るというのは個人的には初めに望んでいた結果だったので嬉しかったのですが、なんだか素直には喜べなかったんですよね。郁も慧も瑞人さんも好きだし、みんなに勝ってほしい、という気持ちになっていて……。変わっていく自分の気持ちの変化を楽しみながら作品に関わらせてもらっていますが、応援してくださっている皆さんもそんなような同じ気持ちなのかなと。

佐香 バーチャルタレントという設定にはビックリしましたね。それが視聴者投票でどのような展開になっていくか分からないところは、最初不安が大きかったです。いざ始まって最初のイベントを経て、共演者やスタッフの皆さんとお話をしつつ、キャラクターのことを知れば知るほど、「楽しいな」「応援したいな」という気持ちになって……。ただキャラクターに声をあてるのとは違う、その答えを今も探している最中です。

天月 Vtuberとしてタレントを演じるのってどんなふうになるんだろうと思っていました。だけどそんな不安が楽しさに変わったのが最初のイベント。そこで実際に動く玲於奈を見た時に、自分が演じるキャラクターではあるのですが、一人で歩いてくれるワクワク感を感じましたし、興味がより増す機会を得ることができました。と同時に、『ReFlap』はキャラクター個人だけではなく、曲もダンスもストーリーもすごく素敵なところがいっぱいあるので、たくさんの人に知ってもらいたいなと思いましたね。

濱野 オーディションで企画書をいただいた時、「投票によってキャラクターたちの今後の展開が決まる」という設定はすごくシビアでリアリティーもありますが、このコンテンツを皆さんがどんなふうに応援してくれるんだろうと楽しみでした。我々はドラマパートの演技の部分でキャラクターを後押しできますし、僕らの要素がキャラクターに反映されることもあって。瑞人を演じていて大事なことに気づかされたり、キャラクターと一心同体で作品に関われる楽しさと期待でいっぱいです。あと、楽曲がカッコイイのも大きな魅力の一つだと思います!

石井 最初に知った時はすごく斬新だなと思いました。それに、お客さんも最初は〇〇が好きって言っていたのが、今では誰に投票していいか悩むくらい、どのキャラクターもとても魅力的なんですよね。好きなんだけど、誰か落ちるのは苦しい、という複雑な感情。本当にリアリティーがある作品だなと感じています。あと、濱野さんも仰っていたとおり、楽曲の魅力もすごく詰まっていて。これまでもキャラクターソングを歌わせてもらったことがありますが、『ReFlap』の楽曲はとにかく難しい(笑)。そのぶん、やり甲斐も感じています。

熊谷 先の展開がどんどん読めなくなるのが、すごく面白いですよね。視聴者投票というシステムも、キャラクター同士が競い合いながらも高め合う姿がかっこよくって、エンタメ感と緊張感を同時に味わっています。キャラクターたちの個性が出てくるたび、さらに魅力が増していきますしね。我々はキャラクターたちの声と歌の部分を担当させてもらっていますが、一方でキャラクターたちがSNSなどを使って進化し続けていますので、我々は彼らの広報活動の一部として助けになれればと思いながら作品に関わらせていただいています。逆にヘタなものを出したら、彼らの足を引っ張ってしまいますから。そういった意味で、僕自身も緊張感をもちながら演じています。
▲右から生田さん、松岡さん、佐香さん
▲右から天月さん、濱野さん、石井さん、熊谷さん

2回の視聴者投票を経て、
キャスト陣が感じたこととは?

――1st Voting2nd Votingはいかがでしたか?

佐香 ストーリーが進めば進むほど、みんな自分が演じるキャラクターが大好きになって。もちろん、僕は慧もアキラ(慧の別人格)も大好きなんです。だから、投票の結果が悪くても、「これから慧とアキラの素敵なところをもっと知ってもらえるんだから、今は順位が低くても大丈夫」と思っているんですよね。とはいえ、リアルな投票ですから、慧がもっと魅力的に見えるように、常に僕も緊張感をもって、もっと彼の良いところを皆さんに伝えられるように演じています。でもやっぱり結果は悔しいですね。僕からしたら、慧かそれ以外なんで!

濱野 瑞人は1stVotingで上位3名に入れず、2ndVotingの結果次第では今後の展開がどうなるか分からない状況でした。なので、最初の結果は悔しさもありましたが、「こういうふうに皆さんがキャラクターたちを応援してくれるんだな」と知ることもできました。ファンの皆さんの熱量を受けて、2ndVotingへ向けて改めて気合いを入れ直し、瑞人にも他のキャラクターに対しても、僕自身の心を熱くして挑みました。歌でも台詞でも瑞人の魅力をより伝えられるように努力しようと。結果、2ndVotingの1位の隼弥がFinalに選出されましたけれど、サプライズで7人全員でグループとして活動することが決まって、これからまた新しい楽しみが増えたなと感じています。2ndVotingは未来に向けた明るい結果になりましたね。

石井 1stVotingの時の郁はただただ明るくて、みんなに人当たりが良いポジションでしたが、実際は何考えているか分からないところも多くて。そんな中、上位3名に入れず、2ndVotingの挑戦となったのですが、そのタイミングでストーリーの中で郁が本当にやりたいことや、本気で『ReFlap』に向き合っている姿を知ることができたので、郁君に勝たせてあげたいなと思いました。ただ、僕ができることは真摯に演じることだけなんですよね。だけど、視聴者投票と同時に、彼らのストーリーは展開していくし、キャラクター同士の関係性も深くなっていく。その様子を僕ら含めファンの皆さんも一緒に知っていけるのが『RePlayer』の魅力なんだなと改めて感じました。結果、1位にはなれませんでしたけど、郁君はとても頑張っていましたし、これからは7人でグループを組むということで、郁君はみんなのムードメーカーとして活躍してほしいなと思います。

~今後の『ReFlap』について語っていただいたインタビューの続きは、後編をご覧ください~


ReFlapとは?

人生どん底にいるバーチャルアイドルが再起をかけて挑む、YouTube配信型のリアルオーディション番組『ReFlap』から生まれた7人組のグループ。番組は、参加者として選ばれた7人が、「100年アイドル」の称号を目指して最後の一人になるまで争うというものだったが、過去2回行われた投票の結果、7人全員で「ReFlap」というグループとして活動していくことになった。現在は、センター兼リーダーを決める戦いが進行中。10 21日にはCDReFlap End and Beginning」がリリース、1129日には待望の初ライブ「ReFlap Summer Live 2020 Broken Birdcage”」が開催予定。

HP https://reflap-project.com/

Twitter https://twitter.com/ReFlap_official


文/磯貝綾子 写真/大山雅夫