• ジブリアニメで描かれた「暮らし」を楽しむ絵本が発売!
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2020.10.10

ジブリアニメで描かれた「暮らし」を楽しむ絵本が発売!

人気シリーズ第4弾は「暮らし」がテーマ

様々なキーワードをテーマにスタジオジブリ作品の魅力を紹介する「徳間アニメ絵本ミニ」シリーズの最新刊、「スタジオジブリのいろんなくらし」が発売された。

これまでスタジオジブリ作品に登場する「乗りもの」「生きもの」「食べもの」をまとめて紹介してきたシリーズ最新刊のテーマは、ずばり「暮らし」。スタジオジブリが丁寧に描いてきた主人公たちの家族構成、どんな家に住んでいて、どんな仕事をしているのか……という日常にスポットを当てて、家の間取りの図解や生活用品の説明など、ただ作品を観ているだけでは意外に気づかない作品世界の生活をさまざまな角度から紹介している。

様々なジャンルを取り扱ってきたジブリ作品だけに、時代や文化を軽々と飛び越えて、バラエティに富んだ暮らしのアレコレが飛び出してくる。
サツキとメイが引っ越した家やトトロのすみか、ハウルやソフィーたちが暮らす魔法の城、宗介とリサが暮らす崖の上の家、13歳の魔女キキが一人暮らしを始める街。高校2年生の海が切り盛りする横浜の下宿屋・コクリコ荘と、暮らす場所を並べるだけでもその印象はまるでバラバラ。
多くの場面写真を使って紹介される暮らしのディテールを見れば、それらがジブリ作品に見事な豊潤さをもたらしてくれていることに気づくはずだ。風の谷で暮らす人々が腐海の毒や蟲から身を守るための工夫、清太と節子が生きた戦時下の日々、3世代5人家族が住む山田家の生活、床下に住み人間から借りたものを使うアリエッティたちの「借りぐらし」の知恵、そして田舎を出たかぐや姫が見た都の暮らし。
ジブリ作品の楽しみ方に新たな目線を与えてくれるこの一冊、子どもから大人まで幅広く楽しめること間違いなしなのだ。

アニメージュプラス編集部

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