• 星野之宣がアニメージュで描いた「ガンダム」の世界
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2020.10.23

星野之宣がアニメージュで描いた「ガンダム」の世界

「アニメージュ」87年5月号に掲載された『ハイ・ストリーマー』新連載1回目の扉。 

普段は入ることができない漫画家たちの仕事場にカメラが密着、浦沢直樹が貴重なメイキング映像を観ながらその創作の秘密へと切り込んでいく『浦沢直樹の漫勉neo』第4回が10月22日にEテレで放送された。SF漫画の巨匠・星野之宣氏がゲストで登場、初の長編歴史漫画「海帝」制作の現場が明らかにされる興味深い内容だった。

実は星野氏と「アニメージュ」本誌には意外なリンクがある。
双方を結ぶキーワード、それは「ガンダム」。87年5月号から88年4月号まで連載された富野由悠季監督の小説『機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー』の挿絵を星野が担当したのだ。本作は、後の劇場作品『逆襲のシャア』(88年)の前日譚から本編ラストまでを描いた内容となっている。
代表作『2001夜物語』をはじめ、宇宙を舞台にしたハードSFを数多く手がける星野氏の手によって描かれたガンダムワールドは、アニメ作品とは一味違うクールな魅力を放っており、キャラ・メカともに大胆なアレンジが施された異色かつ貴重なコラボレーションとなった。

アニメージュプラス編集部

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