• 『魔女見習いをさがして』東京国際映画祭にて舞台挨拶実施
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2020.11.04

『魔女見習いをさがして』東京国際映画祭にて舞台挨拶実施

(C)東映・東映アニメーション

11月13日(金)公開の映画『魔女見習いをさがして』が第33回東京国際映画祭・特別招待作品部門に選出され、11月3日(火・祝)に舞台挨拶が実施された。

1999年から4年間にわたり放送されたシリーズから20年たった今でも高い人気を誇る『おジャ魔女どれみ』。公開に先駆けて実施されている試写会では、「冒頭から泣いてしまった」「おジャ魔女どれみに出会えてよかったと思える!」「背中を押して前向きになれる映画」など絶賛の声があがっている。

そんな本作が11月27日より台湾での上映も決定し、東京国際映画祭という場でいち早く世界へお披露目。舞台挨拶では、長瀬ソラ役森川葵、吉月ミレ役松井玲奈、川谷レイカ役百田夏菜子、そして監督の佐藤順一と鎌谷悠が登壇した。

森川は「無観客での舞台挨拶が多い中で皆さんの前で舞台挨拶ができる幸せを噛み締めています。延期してしまい、公開できるかも不安でしたが、皆さんの表情を見て安心しました」と喜びを語り、百田も「お客さんにお会いできる機会が今なかなかない ので、お客さんの反応が見られて嬉しいです。皆さんにお届けできることができるのを楽しみにしていました。」と初めてお客さんにお届けできることへの感動を語った。さらに松井からは、「ステージから見ているとハンカチでまだ涙を拭っている人が見えます。おジャ魔女世代が心にグッと掴まれて、私たちの想いも届いたのかな。」と作品に込めた想いを語った。

佐藤監督は、「20年前にお子さんたちにテレビの前で楽しんでもらおうと作っていたものが、時が経ってさらには映画になって帰ってきて、(どれみも)成長したな、とすごく感慨深いです。」とテレビシリーズを立ち上げたからこそ感じる想いを、本作からどれみシリーズに参加した鎌谷監督は「舞台袖で待っているときに、お客さんの暖かい拍手が聞こえてきて一安心しました。」と延期を乗り越え、ついにお客さんにお届けできる安堵の想いを語った。

本作で届けたい想いを聞かれると、百田は「本作をお母さんと一緒に見たのですが、見終わったあとは当時の想い出でとても盛り上がりました。ぜひいろんな人との会話のきっかけになれば嬉しいです。」と語り、松井は「私たちの世代の人たちだからこそ感じていただける思いの詰まった作品になっていると思います。ただの不思議な力ではなく、皆さんが持っている “魔法” は何なのかを考えるきっかけになってほしいです。」とアピール。

さらに森川は「魔法を信じることが難しくなった今だからこそ、自分が使える “魔法” ってなんだろう。と映画を見終わったら感じられると思います。映画を通して皆さんにハッピー・ラッキーをお届けできると思います。この映画は私たちが皆さんにかけることのできる魔法だと思うので、少しでも幸せになってくれたら嬉しいです。」と胸を張って、作品の魅力を伝えた。

映画『魔女見習いをさがして』は11月13日(金)全国ロードショーだ。

(C)東映・東映アニメーション

アニメージュプラス編集部

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