◆ライブコーナーに突入! アーティスト「下野紘」そして最後はお待ちかねのライブコーナー。先ほどのゲームコーナーとは打って変わり、1曲めの『WE GO! -On Your Mark-』から最高にクールな表情を見せ、モードは完全にアーティスト下野紘へ。
拾はこのとき、激しいダンスで身をかがめた際、ポケットからマイクの中継機が落ちるハプニングが起きていた。
しかし本人は表情ひとつ崩さずに最後まで歌い切り、アーティストとしての経験値の高さを見せつけた。
続く2曲目もアルバム『WE GO!』からで、人前で披露するのは初めてとなる『Because You Are』。
激しい『WE GO! -On Your Mark-』から一転して、ゆったりとしたミディアムテンポのバラード。表情も優しく、時折投げかける笑顔がとってもチャーミング。
『Because You Are』を歌い終えると、ここで一度めのMC。
先ほどのハプニングについて「ライブには魔物が存在するんだな」と、改めてライブの怖さを実感。また今回初披露となった『Because You Are』については、「下野紘ライヴハウスツアー2018 "Color of Life"」を行った際、改めてお客さんだけでなくスタッフへの有り難さを感じたことで、裏方を務める人たちへの感謝の気持ちを込めて作った楽曲であることを語った。
3曲目は『Fellow Yellow』。ミニアルバム「Color of Life」の収録曲で、大人っぽさを感じるミディアムテンポのレゲエロック。
しっとりと、それでいて力強く歌い上げるその姿は、まさに"熱唱"という表現がふさわしいパフォーマンス。
ここで2度目のMC。『Fellow Yellow』は "休息" がテーマで、「今はこういう状況下で大変だと思うから、ちょっとでもリラックスしてもらえたら」と思って選曲したことを明かした。
そして最後の曲は『sympathy』。
音楽活動を支えてきてくれたファンに感謝の気持ちを込めて歌うと言った通り、表情や声、仕草のすべてから真摯で温かな気持ちが伝わってくる、感動的なステージとなった。
◆EDトーク&高まる次回への期待『sympathy』の余韻に浸るなか、いよいよイベントもエンディング。
MCの猪股から最後にファンへのメッセージを求められた下野は、有観客ライブ実施を約束しつつ「またライブでお会いしましょう。本日は誠にありがとうございました」と締めくくり、約2時間にわたった「下野紘 ONLINE トーク&ミニライブ「WE GO!」」は幕を閉じた。
音楽活動にかける思いをたっぷりと語り合ったトークパート、持ち前のサービス精神を爆発させたゲームパート、圧巻のパフォーマンスを見せつけたライブパート。
下野紘のさまざまな魅力が凝縮されたイベントで、その熱量は画面を通じてファンの皆さんにもしっかりと伝わったのではないだろうか。
来年以降に開催される有観客ライブがますます楽しみになったのは間違いない。