• いろんなリズムの香り漂うアルバムが完成! 伊藤美来インタビュー
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2020.12.18

いろんなリズムの香り漂うアルバムが完成! 伊藤美来インタビュー

いろんなリズムの香り漂うアルバムが完成!伊藤美来インタビュー

声優アーティストである伊藤美来さんの3rdアルバム『Rhythmic Flavor』が、2020年12月23日(水)に発売される。多彩な作家陣に加え、伊藤さん自身の作詞した楽曲も含まれる、楽しみな内容になっている。また、特撮ファンとしても知られている伊藤さんが、12月18日(金)公開の『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』にゲスト出演することも発表された。
ニューアルバムのこと、特撮活動のこと、映画出演のこと、たくさんお話いただきました。


コンセプトは “多幸感” です!

――ニューアルバムはどのようなアルバムでしょうか。

伊藤 『Rhythmic Flavor』は私のサード・アルバムになるんですけれども、タイトルの通り、いろいろなリズムの楽曲が集まったアルバムになっております。スタッフさんを含めた私たちの作るポップスだったり、新たな挑戦の楽曲がたくさん詰まっているアルバムです。

――タイトルはどのようにして決まったのでしょう。

伊藤 アルバムのコンセプトが “多幸感” とか、“聴いていて幸せになる” ということなんですが、それをどうタイトルに反映させようか考えました。そのまま『多幸感』というタイトルも格好がつかないし、どうしようか悩んでいたときに、取材で自分の楽曲を紹介するなかで、「リズムが楽しくて」とか「この楽曲のリズム感が難しくて」というような言葉を自分でよく言っていることを思い出したんです。リズムに乗ることは幸せにつながるんじゃないかなと思って、「リズム」という言葉を入れようと思いました。それにアルバムって、よくなんとかBOXとか、いろいろ集めましたっていう「まとめの言葉」がつくことが多いじゃないですか。そういう意味でアルバム感を出したいなと思い、香りの種類である「Flavor」という言葉を思いついたんです。

――すごく可愛いらしい印象に聞こえます。

伊藤 ありがとうございます。うれしいです。初めて自分でアルバムタイトルを考えたので、採用してもらえてよかったです。

――ファーストアルバムやセカンドアルバムと変わっている部分はありますか。

伊藤 今回、打ち合わせの初期から参加させていただいています。自分が歌ってみたい楽曲とか、挑戦してみたいことをたくさん提案させていただきました。こういう雰囲気の楽曲がいいなっていう参考資料みたいなものをプレゼンして聴いてもらったりとか。プレゼンっていうほどでもないんですが、おすすめっていう風に聞いていただきました。あと、積極的に作詞しているところは前回より成長したかなと思います。

――作詞は2曲されてますね。7曲目『いつかきっと』と、10曲目の『Good Song』。作詞はどういうスタイルですか。

伊藤 私は夜中に「やるぞ!」って気合を入れてバーっと書くタイプです。テスト前日の一夜漬けみたいな感じですね。ノート出して、携帯出して音楽かけてみたいな環境を整えて、やるぞっていう感じで集中しないと何も言葉が出てこなくて。

――降りてくるタイプとは違いそうですね。

伊藤 そうなんですよ。書く前は日常生活していると降りてくることがあるのかな? って思っていたんですけど、でも全然降りてこないので。すごく時間もかかりましたし、難しかったです。

――こだわったフレーズはありますか。

伊藤 『Good Song』は、自分自身の今後の決意表明というか、こうしていきたいとか、こういう風に成長していきたいっていうことをストレートに書きました。自分の中では自分のことをちゃんと信じるっていう意味で「わたしはわたしの呼吸を信じてる」、「大好きな音、全部吸い込んで」というフレーズが、自分の中でしっくりきた言葉だったなと思っています。

――『Good Song』はMVもありますよね。すごくナチュラルな雰囲気で。メイクもナチュラルでしたね。

伊藤 はい。とにかくナチュラルで。服の色味とかもそうですが、撮ってるときもカメラの前で曲を1曲流すので、自由に動いてくださいみたいな感じで、するっと2回くらい撮って終わりみたいな。本当に自由にやらせてもらいました。ウインクとか、アップのシーンはこういう感じでっていうディレクションを受けましたが、リップシンクのところは自由にと言われていたので、飾らず、そのままの私を表現しました。
服もメンズの服を着ていて、ちょっとだぼっとした感じにスタイリストさんがこだわって持ってきてくれて。うれしかったです。

――衣装にも伊藤さんの意見が反映されているんですね。

伊藤 いくつか持ってきていただいて、どれがいいかなって。全部フィッティングして、監督と一緒にどれがいいですかねっていう感じで決めました。
色味は、基本的に落ち着いた色とか、地味目な色が好きです。プライベートではベージュとか白とか黒が多いですね。

――もう1曲のMV『BEAM YOU』ではカラフルな衣装をたくさん観られます。

伊藤 『BEAM YOU』はポップな映像に仕上がって。とってもお気に入りです。

――ネイルの色も変えていますよね。

伊藤 よく気づきましたね。衣装ごとに変えていて。メイクさんとスタイリストさんが「変えます変えます!」ってめっちゃ慌ててました。撮影陣に「もう行きますよ」って言われて、「ちょっとまって〜!」って感じで大変でした。

――髪の毛も長かったり短かったりしていますが、ウィッグも着けていました。

伊藤 あれウィッグじゃなくて地毛なんです。髪の毛が長かった時、『Good Song』と同時に『BEAM YOU』の髪が長いシーンを撮っていて、髪を切ってから『BEAM YOU』の本番を撮影したんです。なのであれは地毛なんです。生えていました、私の頭皮から(笑)。

――おすすめシーンやポイントはありますか。

伊藤 結構いっぱいあるんですけれど、どこかな? ピンクの背景でポップな服を着ているシーンが、雰囲気とか衣装を含めて自分では新鮮な感じを受けますね。そして今回はサビにダンス、振り付けがあるんですが、その振り付けも可愛く作ってもらっているので、そこにも注目してもらいたいなって思います。あとは目元に「BEAM YOU」ってシールをつけてアップで撮っていただいています。シールを付けてお洒落に『BEAM YOU』のMVだよって見たらわかる感じになったので、お気に入りのシーンです。

――あのシールぜひ販売してください。

伊藤 たしかに。みんなライブのときに付けてね! っていいですね。


文/アニメージュプラス編集部