• 灯台擬人化プロジェクト『燈の守り人』第3弾は置鮎龍太郎
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2020.12.21

灯台擬人化プロジェクト『燈の守り人』第3弾は置鮎龍太郎

(C)燈の守り人製作委員会

全国の灯台を擬人化する『燈の守り人』プロジェクトを運営する「燈の守り人製作委員会」は、大好評の第1弾・第2弾に続き、『燈の守り人 幻想夜話』の第3弾を2020年12月21日に配信することを発表した。

『燈の守り人』は、日本全国の海岸線に配置されている実在の灯台を擬人化するプロジェクト。
日本での西洋式灯台の歴史は浅く、明治維新以降に最初の1基が観音崎(神奈川県三浦半島)に建設された。現在では3000基をこえる灯台が運用されているが、GPSやレーダーの普及に伴い、各地でその役目を終えつつある。今後、廃止される予定の灯台については地元自治体などが存続を希望し、宿泊施設への改築等さまざまな運用案が生み出されている。

『燈の守り人』プロジェクトでは、各地の灯台を擬人化することにより、これまでの灯台ファンは勿論のこと、さらに広い層にその魅力を届けることで現地への集客を生み出し、地域創生への観点からも灯台存続を支援していくことを望んでいる。
本プロジェクトで行っている内容は、以下の通り。

◆日本財団「海と日本プロジェクト」との連携
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として発足した「海と灯台プロジェクト」や地方自治体と連携し、灯台の海洋文化価値の磨き上げと、多様な利活用モデルを創出していく。

◆大学・専門学校との産学連携プロジェクト
大阪成蹊大学 芸術学部学部長の糸曽賢志監修のもと、該当大学や専門学校でのキャラクターイラスト製作など、産学連携プロジェクトもあわせて推進。
これにより、学業の傍ら商業でのプロジェクトに参加する経験を積み、また採用されれば実際に自身の製作したイラストが全国の灯台で使用されるという機会が生まれる。

◆人気声優による『燈の守り人』ボイスドラマ、『幻想夜話』の配信
青二プロダクション所属声優をメインに、『燈の守り人』キャラクターによるボイスドラマ『幻想夜話』動画を配信。動画制作は3ミニッツ、音響制作はトマソンが担当する。
『燈の守り人 幻想夜話』では、擬人化された “灯台の守り人” との会話を通して『燈の守り人』の世界観を知り、新たな灯台の魅力を知ることができる。
また、その灯台が位置する実際の土地の歴史、地域固有の文化、伝統や祭り、名産品などが盛り込まれた完全オリジナルストーリーが、人気声優の声で語られる。
『燈の守り人 幻想夜話』は、灯台の擬人化をビジュアルで楽しむだけにとどまらず、失われつつある地方の物語の新たな歴史の語り部としての活躍も目指す。

さらに、公式サイトでは、該当灯台の担当声優のナレーションによる灯台の解説ボイスも同時に公開。美術館の音声ガイドのように、その灯台に起こった実際のできごとを知るという新たな楽しみを生み出していく。

『燈の守り人 幻想夜話』第3弾は、日本初の重要文化財となった現役灯台「角島灯台」(山口県下関市)。角島灯台は、2020年10月16日に犬吠埼灯台・六連島灯台・部埼灯台と共に、現役灯台として日本で初めて重要文化財に指定された。
歴史と文化的価値の認められた角島灯台を、『燈の守り人 幻想夜話』では、置鮎龍太郎さんが演じる。

▼角島灯台(立ち絵)
角島灯台(立ち絵)

▼角島灯台(背景イラスト)
角島灯台(背景イラスト)

▼角島灯台役:置鮎龍太郎さん
角島灯台役:置鮎龍太郎さん

なお、ボイスドラマ『幻想夜話』は動画を配信中。すでに公開されている第1弾(樫野埼灯台・和歌山県串本町)は岸尾だいすけさん、第2弾(経ヶ岬灯台・京都府京丹後市)は緑川光さんが演じている。
2021年1月にリリース予定の第4弾・出雲日御碕灯台(島根県出雲市)では竹内良太さん(青二プロダクション)が、第5弾・能生港灯台(新潟県糸魚川市)では伊倉一恵さん(青二プロダクション)が、それぞれキャラクターボイスを担当する。

(C)燈の守り人製作委員会

アニメージュプラス編集部

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