• 『アーヤと魔女』鈴木敏夫が宮崎吾朗監督にけしかけた3DCGへの挑戦
  • 『アーヤと魔女』鈴木敏夫が宮崎吾朗監督にけしかけた3DCGへの挑戦
2020.12.22

『アーヤと魔女』鈴木敏夫が宮崎吾朗監督にけしかけた3DCGへの挑戦

鈴木敏夫プロデューサー 撮影/菅原 拓

アニメージュプラスがお贈りする『アーヤと魔女』連続インタビュー企画、第1弾はスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが登場。
アニメ化企画のスタート、そして図らずも時代とリンクした本作の魅力を語る貴重な肉声をお届けしよう。

――まず「アーヤと魔女」をアニメ化することになった経緯からお聞かせいただけますか。

鈴木 毎月徳間書店の児童書の編集の方から、宮崎(駿)と僕に児童書の新刊を送っていただいているんですね。僕は不真面目で全然読まないんだけれど、宮崎駿というのはすごい人で、それの全部に目を通すんです。

で、4〜5年前かな? 「鈴木さん、これ読んだ?」って「アーヤと魔女」を出してきた。「読んでないですけど」って言うと「絶対おもしろいから!」って言われたんです。それで僕も読んでみたら、確かにおもしろい。そう感想を伝えたら、宮さんは「これ、今の時代に合ってるよ」と。その頃、宮さんは今動かしている『君たちはどう生きるか』という企画に手をつけ始めていたんですが、「こっち(アーヤと魔女」)のほうがおもしろいかもしれない」って言い始めたわけです。

 それである日、宮さんに「鈴木さん、どっちがいい?」って声をかけられた。彼、いつも僕に聞いてくるんですよ。それで僕は「『君たちはどう生きるか』のほうがいいんじゃないですか。『アーヤ』も確かにおもしろいけど、宮さんには『君たちはどう生きるか』のほうが合ってると思いますよ」と。

――宮崎監督も「アーヤ」をアニメ化したいという思いを抱えていたんですね。

(C)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli

アニメージュプラス編集部