――実際に収録してみていかがでしたか。
神志那 オンラインで教えていただいたことは、きちんと頭に入れておいたので、とても楽しくできました。家で練習していたときよりも大きな声で発声できたので、とても気持ちよくやらせていただきました。ヌードンは、ギャグキャラというか、ギャグセンスが高いキャラクターなので、私が台詞を言うたびに、周りのメンバーやスタッフさんが笑ってくれたのが嬉しかったです。
田島 その様子を、ずっと動画で撮っていました(笑)
神志那 そう、動画を撮られてました。「アチョー」って叫んでいるシーンを、さっき自分でも見たんですが、本気でやりきっているんですよね……すごく恥ずかしかったです。
田島 すっごく上手いし、しっかり役をやりきっていたので、真面目だからこそ面白いと思いました。
神志那 なんかもう楽しかったです(笑)。
竹本 先輩方は舞台とかで、演じた声をみなさんに届けるお仕事をやったことがあると思うんですが、私は演じるお仕事がいままでなかったので、初めてのお仕事がアニメ作品って結構ハードルが高めだと感じまして、すごく緊張したんです。緊張から声の出し方が分からなくなってしまって、大きな声を出そうと思ったら震えちゃうんですよ。だから「大きな声をもっと出して」って言われて、頑張って出したんですが、もっとできたかなって少し後悔しているのと、あと何だろうな……何を言おうと思ったのかな。言おうと思ったのに忘れちゃった……
神志那 あるよね。
竹本 ああ、そうそう、しゃべってたら口が緊張と乾燥でカピカピになるんですよ。元から滑舌が悪いのに何をしゃべっているのか分からない状態になっちゃって。水分を持ってくるのも忘れちゃったので、カピカピしているのがバレていないかなって心配だったんですが、皆さんがとても優しくて、楽しく収録を終えることができました。
――見てほしいポイントをお願いします。
竹本 収録が終わった後にマネージャーさんに「緊張が伝わったよ」って言われたので、あまり緊張は出したくなかったんですが、その緊張感を一緒に楽しんでいただけるとうれしいです。頑張って演じたので、ルルエッタさんをよく見てくださるととっても嬉しいです。
神志那 初々しさが逆によかったよね。役とマッチしてて。初々しいからこそ、ルルエッタの可愛さが出ているなと聞いていて思いました。
竹本 ありがとうございます。
神志那 初々しさも感じつつね。
竹本 ぜひ楽しんでください。
神志那 さっき芽瑠が動画を撮っていた「アチョー」とか、「ぬーん」という台詞を、振り切って大声で言ってるところは、普段ファンの皆さんの前ではあまり見せない姿だと思うので、「じーながこんなことをしてる」って、そういう楽しみ方をしてくれたらなって思うのと、私なりにイケボを頑張っているので、女性の方をキュンとさせられたらいいなというのが密かな目標でもあります。
――田島さんはおふたりが収録してるのを見てどんな感じでしたか。
田島 すごく楽しそうに収録していて、私も聞いていて楽しかったので、その楽しい感じが皆さんに伝わったらいいなと思います。