70年代のロボットアニメブームを牽引した1作、『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』全38話保存プロジェクトのクラウドファンディングが現在実施中だ。
『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』は 1976~1977年にかけてフジテレビ系列で放送された、日本アニメーションが初めて製作したロボットアニメ。
2億年もの間、地球の海底に潜伏していた異星人モグール。その女帝ヘルクイーン5世に率いられた帝国が地上征服を狙っていた。これに対する由利博士は、亡き友・北条博士と善意の古代モグール人・ノストラーが残した研究から、“世界の平和の盾” となる超能力ロボット軍団「マシーンブラスター」を結成する、というストーリーだ。
主役ロボは搭乗者の持つ超能力「エレパス」で稼働、しかも4体のグループで戦うという当時としては斬新な設定も人気を呼んだ。
今年で放送から45周年を迎えた本作全38話を後世に残していくため、立ち上げられたこのプロジェクト。 1976年の放送当時に使用した16mmネガフィルムをスキャニングすることでデジタルデータ化、アーカイブとして保存していることを目的としている。
クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、現在支援を募集中。支援のリターン品は過去に発売された『マシーンブラスター』グッズ、また今回のプロジェクトのために新たに生産した限定グッズが用意されている。
また同プロジェクトには、制作スタッフとして参加していたメカニックデザイナー・大河原邦男さん(当時はペンネームを使用)からの応援メッセージも到着。詳細は募集ページをチェックしてもらいたい。
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