• 佐世保×サイバーパンク 東映アニメ実験映像『URVAN』公開!
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2021.02.14

佐世保×サイバーパンク 東映アニメ実験映像『URVAN』公開!

(C)東映アニメーション

東映アニメーションは、東映アニメの新規IP研究開発チームである「PEROs」が、長崎県佐世保市を舞台にした約5分間の実験映像『URVAN』(ウルヴァン)を長崎国際大学の協力のもとに製作し、2月12日(金)より、地元のテレビ佐世保、YouTubeで公開することを発表した。

「PEROs」(ペロズ)とは、「大泉スタジオにおける試作開発と実験的研究」( Prototyping and Experimental Research in Oizumi Studio)を目的とした取り組み。東映アニメの映像制作拠点である大泉スタジオで新技術・オリジナルIPの研究開発を取り組んでいる。

そこで開発された約5分間の実験映像(パイロットフィルム)『URVAN』(ウルヴァン)は、佐世保の地域プロモーションに取り組む、長崎国際大学 人間社会学部 国際観光学科 尾場均研究室(以下、「尾場ゼミ」)の協力のもとで生まれた。
企画・監督は1981年に東映動画(現・東映アニメーション)入社、40年の経験を持つ、梅澤淳稔。音楽は『プリキュア』シリーズ(『フレッシュプリキュア!』~『スマイルプリキュア!』)、『ゾンビランドサガ』、などなど数々の作品を手掛ける高梨康治(Team-MAX)が担当。

本作品では、梅澤の総指揮のもと、東映アニメの伝統の継承と更なる革新、若手スタッフの育成と挑戦を目的とする「PEROs」の一環として、多くの若手クリエーターを起用。演出は都築悠一、キャラクターデザイン/作画監督は鈴木沙知、美術監督は葛西茉耶、色彩設計は中島苗実が担当。動画で経験を積んできた新人アニメーターも本作品で原画デビューを果たした。

「URVAN」とは、「お盆」すなわち「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の語源といわれる、紀元前7世紀頃の古代アヴェスター語「ウルヴァン(霊魂)」を指す。
本作品『URVAN』は、長崎県佐世保市を舞台に、霊を迎え入れ、そして送り出すお盆をモチーフに、「非日常」と「日常」が交錯する、神秘的でどこかなつかしい、サイバーパンクアクションだ。
長崎国際大学尾場ゼミの学生によって撮影された写真をもとに、アニメーションとして表現された佐世保の実在の風景が、サイバーパンクの世界へと変化し、その不思議な街を謎の男女2人が駆け抜ける。

さらに、全編を通じて、佐世保を代表する特産品の数々も映像を彩り、「尖った」「映える」形で地元の方でも新鮮に楽しんでもらえるよう表現されている。

コロナ禍でまだまだかつてのように心置きなく旅行や帰省が難しい状況にあるが、佐世保にゆかりのある方、そして、佐世保をはじめて知る世界の人々に、おうち時間の中で、神秘的で、どこかなつかしい、サイバーパンクに彩られた佐世保の風景を楽しんでほしい。

>>>場面カットを全て見る! 

(C)東映アニメーション

アニメージュプラス編集部

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