• JAM Projectが初ドキュメンタリー映画で直面した「感動」と「とまどい」
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2021.02.24

JAM Projectが初ドキュメンタリー映画で直面した「感動」と「とまどい」

JAM Project:左から福山芳樹、きただにひろし、影山ヒロノブ、奥井雅美、遠藤正明 撮影/大山雅夫



奥井 私も遠藤さんと同じで「これを作って誰が観るんだろう?」と思ってました。(映画制作のための)お金のことも心配ですし。

影山 ワハハハハ!

奥井 損させるわけにはいかないですから。でも『牙狼〈GARO〉』でお世話になった東北新社さんが(主題歌を担当してきた)JAMをずっと見てくださっていて……ザルバもいるしね?(影山さんは同作で魔導輪ザルバの声を担当)

影山 ああー、美人魔戒法師もいるしね。

奥井 違うでしょう、凄い実力を持つ魔戒法師!(笑)(奥井さんは「牙狼<GARO>-魔戒列伝-『天満月』で魔戒法師ヒカゲとして出演」) そういう愛だけでお話を戴いたんだと思うのでビックリしたんですけれど、ダニーの言ってる通り自然に撮られて、仕上がったものには良いところも悪いところもいい塩梅で入っていて、やっぱり監督は凄いなと思いました。

福山 僕が最初に話を聞いた時は、「20周年ライブがラストシーンになって、インタビューをちょろちょろ撮って、あとはレコーディング風景があればいいのかな」っていう風に考えていました(笑)。本当に今までのライブDVDの映像特典のイメージくらいしかなくて。

――バックステージの風景を見せるだけ、と。

福山 でも監督がずーっと撮っているんですね。上手く行っている時は勿論、何やっても上手くいかないところも撮っている。「これ、どう編集するんだろう? 毎日編集するのかな?」なんて考えたりして。それでもラストはカッコよく終わるんだろうな、と思っていたら、コロナと戦っているところで終わっていて……もうビックリですね。こんなラストを迎えるとは。

――監督はどのくらいの時間、カメラを回していたんでしょうか。

影山 リモートラジオの時に、編集前の俺たちの全発言をテキスト化して「これを絞り込んで編集しました」って言っていたけど……。

――あ、プリントアウトしたんですか。

影山 そう! それがもう広辞苑とまではいかないまでも……(と、人差し指と親指ですごい束の厚さのイメージを示す)。

(C)2021「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」FILM PARTNERS

アニメージュプラス編集部

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