――自分以外のキャラクターで気になっているキャラはいますか。田中 みんな本当に個性豊かなんですが、やはり姫乃のお父さん。姫乃にとって大切な存在なんだなということもすごく感じます。
芹澤 私は姫乃さんのお母さん。三華もすごく尊敬している、すごい人なんです。お母さんが絡んだエピソードをどこかでしっかり観てみたいなと思います。
若井 姫乃のおばあちゃんです。若い頃が一瞬映る回があるんですが、当時は相当ブイブイ言わせてた高校生だったんだろうなって(笑)。もっとプライベートを覗いてみたら面白そうですよね。姫乃の家はちょっと……。
田中 全員ぶっ飛んでるよね!
若井 姫乃以外ぶっ飛んでる(笑)。
本泉 私が気になるのは……ロケで多治見の高校の陶芸部にお邪魔させていただいたんですが、本編にその子たちがモデルになったキャラクターが登場するんですよ。ぜひチェックしてみて下さい。
――今お話があったとおり、本作はアニメとロケ実写が合わせて放送されることも大きな話題になっています。皆さん、実際に多治見市に行かれたそうですが、どんな印象をもたれましたか。田中 空気がめっちゃおいしくて、空が広くて……出会う方々が皆さんめちゃくちゃ優しくて、いい思い出になりました。プライベートで行きたいなって思います。
――どのくらい行かれたんですか。田中 3回くらい?
芹澤 3回行ったね。
――アニメを観た人におすすめのスポットはありますか?田中 やっぱり三華ちゃんが2話で落ちちゃうあそこ、かっぱ広場!
若井 行く季節によって行ってほしい場所が変わってくる気がします。夏だとオリベストリートの屋根のところに陶器の風鈴がめちゃめちゃついてて。すごく清涼感のある音が素敵なんです。秋だと永保寺っていう国宝のあるお寺は紅葉がキレイですよ。
――現地で陶芸も実際に体験されましたか?
田中 やりましたね、楽しかった!
芹澤 大人も子供もハマる感じがします。
本泉 ああいう施設が近くに欲しいですね。
田中 焼くのにも時間がかかるので、実際に手にした時の感動がすごかったですね。
――何を作られたんですか。芹澤 マグカップとカレー皿です。多分東京とかの体験だと、色味が少ししかない印象なんですが、多治見だとカラフルにできて。質感もツヤツヤしたものからマットなものまでかなりいろいろ選べました。――ロケを通して、各自アフレコ現場とは違う面が見れたことなどありましたか。田中 本ちゃんはすごく辛いものがめちゃめちゃ好きなことを知りました。あと友希ちゃんは珈琲が好きだとは知ってたんですけれど、珈琲豆の知識がすごかったです!
若井 ああ、産地とかそういうやつ?
田中 そうそう。ゆくゆくは友希ちゃんのオリジナルのコーヒーブレンドを作ってほしい。優ちゃんはインスタとか見ていると、すごく映え映えな写真を撮ってらして素敵だなって思っていたんですが、実際に現場を見たら、めちゃくちゃ恥ずかしがりながら撮っていたりして、めちゃくちゃ可愛かったです(笑)。
芹澤 美海が全員分言ってくれた(笑)。じゃあ私は美海のことを。普段はちょっと後輩ポジションの感覚で付き合っていたんですけれど、今回の台本の無いロケの時には座長だからか、美海が積極的にしゃべってくれたので「ありがとう!」って思ってました。
田中 え! そうなんだ。
若井 美海はよくお土産で甘いものを買っていましたね、そこはイメージどおりだなって。
田中 私、いっぱいお土産買っちゃうんですよ。めっちゃ布教したいタイプです(笑)。
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