この春注目の新作TVアニメ『BLUE REFLECTION RAY/澪』は、2017年に発売されたゲームソフト『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』を原点にしたアニメオリジナルストーリーで少女たちが想いを繋いでいく姿を描いていく。これまでに公開されたPVで、岸田メルさんが手がけたキャラクター像、想いの力を増幅し能力を発揮する「リフレクター」による迫力のバトルシーンが早くも話題を呼んでいる。
本作の放送開始前に、明るく真っ直ぐな少女・平原陽桜莉役を演じる石見舞菜香さん、クールな美少女・羽成瑠夏役の千菅春香さん、姐御肌のフリーター・田辺百役の高倉有加さんに、まだ謎多き本作についてお話を伺った。
――まず岸田メルさんの手がけたキャライラスト、そして自分が演じるキャラクターに関してどんな印象を持ちましたか。石見 平原陽桜莉ちゃんはすごく元気な子なんですが、岸田先生のイラストを最初に見せていただいた時、可憐な女の子らしさがすごくて……他の絵とかでは見たことがないくらいの唯一無二の透明感に衝撃を受けました。
▲明るく飾らず、誰とでも仲よくなれる少女・陽桜莉。――特に印象に残ったところは?石見 髪の毛の色、瞳の奥行きがすごく素敵だなと思いました。セーラー服も可愛いし。制服萌えの気持ちがわかりました(笑)。
千菅 私は瑠夏ちゃんのイラストを見て、クールビューティーな感じと少女の素朴さみたいなものが同居している感じがすごいなって思いました。少女の温度感やきらめきが美しくて。黒髪も彼女のポイントなんですが、儚げな印象もあれば強さも感じられるし、すっかり見とれてしましいました。
高倉 色がついているものを今日初めて見たんですが、とてもキレイですね! 目がすごく印象的で、まさに「きれいなお姉さん」っていう感じで、今さらながら感動しました(笑)。アニメで観るのが今から楽しみです。
――百はキャラクター的にも元ヤンキーと、頼りになる感じが面白いですね。高倉 そうなんです、一見怖そう、とっつきにくそうなんですが、ちゃんとみんなの面倒をみてあげられるお姉さんなので、そこは意識して演じています。
――本作の基となるゲームは、皆さんご存知でしたか。高倉 オーディションの時に検索して、存在を知ったくらいの感じですね。映像を観て「女の子可愛いな」って(笑)。
――では、先入観なしで作品世界に入った感じですね。ちなみにアフレコ現場の雰囲気はいかがでしょうか。現在、なかなか皆さんが集まれる機会も少ないかと思いますが……。石見 そうなんです。みんなの声をちゃんと聴くことができないので、1話収録が終わる度に全部声の入った素材をいただいて「こういうお芝居をされるんだな」と他のキャラクターの輪郭を確認する感じでした。収録自体は3人ずつくらいでやっていて、まだお会いできてない方もいらっしゃるという初めての経験ではあったんですが、その分「こういうお芝居が返ってくるのかな?」といろいろ想像するなど、いつもよりたくさん考えながら、心を込めて演じています。
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